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まぁまぁおススメ!
原作に超忠実なコミカライズ
ラノベ好きがラノベ原作の漫画をレビューする第3弾は「異世界はスマートフォンとともに。」!
今回のコミカライズは一言でいうと、原作に超忠実!
漫画版ならではのオリジナリティには欠けますが、原作のままを読みたい人におススメです。
目次
あらすじ
神様のうっかりによって死んでしまった主人公は、スマートフォンとともに中世ヨーロッパ風異世界に転生してしまい……? ゆるゆる異世界珍道中、さて、のんびり参りましょう。
KADOKAWA「異世界はスマートフォンとともに。(1)」

HJノベルスの人気作品「異世界はスマートフォンとともに。」のコミカライズだ!

私も、もし異世界に行くならスマホ持っていきたいかなぁ

連絡相手、神様しかいないぞ?

……それ持っていく意味あるの?

主人公はスマホを魔改造しまくって、スマホの形をしたナニカになってるからな

やっぱり持って行かなくていいや……
「異世界はスマートフォンとともに。」コミカライズ評価
総合評価 | ★★★★★(3/5) |
ストーリー・設定 | ★★★★★(3/5) |
作画 | ★★★★★(3/5) |
オリジナリティ | ★★★★★(2/5) |
原作へのリスペクト | ★★★★★(3/5) |
①ストーリー・設定:☆☆☆★★(3/5)
©冬原パトラ・そと/KADOKAWA
漫画版「イセスマ」は、ストーリー・設定ともに原作に超忠実!
丁寧にストーリーをなぞっているので、原作の大まかな流れを感じるには丁度イイですね。
アニメではカットされてるような場面も、ちゃんと描いてくれてるのは高評価。
逆に言えば、忠実すぎて原作ファンにとってはあまり新鮮さがないのが難点かな……。

主人公がハーレム王への第一歩を踏み出したシーンも完全再現だ!

言い方がヒドイ
②作画:☆☆☆★★(3/5)
©冬原パトラ・そと/KADOKAWA
イセスマは魅力的なヒロインがたくさん出てくるので、やっぱりヒロインを可愛く描いてほしいですよね。
というわけで漫画版はというと……なかなか可愛く描けていると思います。
画像の通り、イセスマの世界観にピッタリなほのぼのとした感じの作風で……ほの、ぼの?
このヒロインにあるまじき目線の冷たさヤバいな……。
ま、まぁキャラは可愛く描けているのですが、戦闘の迫力のなさや動きの描写がいまいちなのがマイナスですね。

美少女たちの冷たい目線……オラ、ゾクゾクしてきたぞ!

(;σ_σ))))))スー(ドン引き)
③オリジナリティ:☆☆★★★(2/5)
©冬原パトラ・そと/KADOKAWA
原作に超忠実に描いている分、ハッキリ言ってオリジナリティはほぼありません。
それが悪いという事はありませんが、もう少し漫画版ならではの遊び心があっても良かったかなとは思います。
ただし、作者の解釈によって描かれる、キャラのちょっとした表情や動きはイイですね。
特にヒロインたちの絶対零度の視線なんか……って、もうええわ!(セルフツッコミ)

ヒロインたちの冷たい目線と、主人公の正座は恒例行事みたいなものだからな

……主人公はいつも何をやらかしてるの?
④原作へのリスペクト:☆☆☆★★(3/5)
©冬原パトラ・そと/KADOKAWA
これでもかってくらいに原作に忠実なんだから、そりゃあ原作へのリスペクトはありますよね。
ただ、原作ファンとして言わせてもらうなら、漫画版の作者なりの新しい解釈も見てみたかったです。
別に新しいキャラやストーリーを作って欲しいというわけではなく、「あ、ここでこういうセリフ入れてくるんだ!」みたいな感じでいいんですよね。
なんだったらポーラ(ぬいぐるみ)に原作にない動きをさせるのもアリです!
個人的には、原作ファンを唸らせるような「イセスママスター」を目指してほしいですね。

原作にはない、ちょっとした小ネタを見るとニヤリとしちゃうな

そういうのって原作を読み込んでないと描けないよね
「異世界はスマートフォンとともに。」を楽しめるのはココ!
©冬原パトラ・そと/KADOKAWA
コミック版を読む
漫画 | そと |
原作 | 冬原パトラ |
レーベル | 角川コミックス・エース |
出版社 | KADOKAWA |
巻数 | ~13巻(2023年10月現在) |
原作ライトノベルを読む
作者 | 冬原パトラ |
イラスト | 兎塚エイジ |
レーベル | HJノベルズ |
出版社 | ホビージャパン |
巻数 | ~29巻(2023年10月現在) |
アニメを観る
まとめ
ラノベ原作漫画のレビュー記事第3弾「異世界はスマートフォンとともに。」でした。
記事内で再三触れていますが、このコミカライズの特色はとにかく原作に忠実!
原作ファンとしてはやや物足りない部分はありますが、ほぼ原作通りなので「イセスマは読みたいけど、活字は苦手で……」という方には良いと思います。
個人的には漫画から入った読者も、ぜひ原作小説を読んで欲しいところですが。
ラノベ読者を広げるためにも、手軽な入口になってくれると良いですね!
Enjoy “MUDA” Life!