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↓1巻のレビュー記事はコチラ↓
こんな大冒険を待っていた!ラノベ新作「奇世界トラバース」評価&レビュー
異界を往くハラハラドキドキの冒険ファンタジー「奇世界トラバース」!
2022年4月15日に発売された第2巻の評価&レビュー記事です。
今回挑むのは最高難度の未踏破界相、樹海の大迷宮「クレティシア」!
謎に包まれていた主人公の過去も明かされる注目の一冊です。
目次
「奇世界トラバース2」評価
©紺野千昭・大熊まい/SBクリエイティブ
やっぱり仲間っていいよな!
いきなりどうしたの?
ワン〇ースや鬼〇の刃みたいに、面白い作品には魅力的な仲間が必要不可欠だと思うんだよ
あ~確かに
……中にはゴ〇ゴ13のような例外もあるけど
あの人は例外中の例外だと思うよ
ぶんごの評価
総合評価 | A |
1巻が良かっただけにハードルが高くなっていましたが、しっかり越えてきましたね。前回に負けず劣らずの大冒険で素晴らしかったです。ユーリとアウラの二人も、より魅力的に感じられました。綺麗に終わっていると思いますが、二人の冒険がもう見れないなんて悲しすぎる…… | |
ストーリー・設定 | ★★★★★(4/5) |
今回もハラハラドキドキの連続で面白かったです! 絶体絶命のピンチを知恵と運で乗り越える展開も良かったし、主人公の過去の話も哀しいだけじゃない色んな感情が感じられて素晴らしかったです。タイトルの「トラバース」の意味も判明しますが、作者のセンス素敵すぎるわー | |
新キャラの魅力度 | ★★★★★(3/5) |
すでに故人ですが、アリソン隊長たちが良いキャラでした。主人公との信頼関係や、最期の別れは感動しました。敵キャラとして出てきた奴らはパワーバランスがおかしいな……亡霊さんのかませっぷりがヒドイ | |
イラスト | ★★★★★(4/5) |
今回も高いクオリティで大満足です。もっと言えばアウラの色んな表情も見られて、さらに大満足。ラストのイラストのアウラには萌え死ぬかと思った | |
文章 | ★★★★★(4/5) |
相変わらず、途中の何気ない会話で伏線を作るのが上手いですね。あの鹿の正体が分かった時は「なるほど!」と思いました。アウラがたびたび空回りしてるのがめっちゃ可愛かった | |
前巻までとの比較 | ★★★★★(3/5) |
1巻の世界観のスケールが大きかっただけに続きがどうなるか気になっていましたが、2巻も全く劣らぬスケール感で面白かったです。1巻ではアウラに置いていた主軸を、2巻ではユーリにしたのも良かったですね。それだけに、まだまだ二人の冒険を見ていたかった……!(涙) |
他の読者の評価
前人未到の迷界・クレティシアを舞台にした冒険譚ですが、突拍子もない法則を有する世界観を戦闘場面にも取り入れてくる手法はお見事
ユーリがいたチームの話は泣いたし、アリソンさんが帰ろうとしたって話もボロボロ泣いた
ユーリを中心とした物語でしたが、彼の過去のエピソードを知ることで物語の厚みが増し、作品としても締まったように感じました
今回のアウラさんも可愛くて心強い、彼女とユーリのコンビもなかなかいい味出してる
樹海を舞台にした迷界の魅力に加えて、ユーリと白兵戦最強の女・カナリアとの対人戦という前回にはなかった展開にワクワクしました
とても良く終わっているけど、出来ればもっと2人の冒険を読んでたかった
せっかくいい感じの敵キゃラも出てきたのにもったいない
2巻のあらすじ
「貴様が回収した、“イェーガー・レポート”を渡してもらおう」
アウラとの旅を経て平穏な日々を過ごしていたある日、ユーリは怪しげな外国人冒険者に取り囲まれる。
イェーガー・レポート――それは迷界(セフィロト)の人類未踏破エリア攻略の鍵。
そして、ユーリが心から慕う「隊長」が最期に残した大切な手帳だった。
救えなかった仲間の夢を成し遂げるため危険を承知で旅立つユーリと、彼の身を案じ迷界に密航してきたアウラ。
樹海の大迷宮『クレティシア』に挑む2人の背後には、手帳を狙う外国の精鋭部隊がすぐ側まで迫っていた――!!
救助屋ユーリの過去が明かされる異界探索アドベンチャー第2弾!!
GA文庫「奇世界トラバース2 ~救助屋ユーリの迷界手帳~」
主人公が持つ手帳を巡って、前人未踏の樹海で外国の精鋭部隊と大立ち回りだ!
情報が多すぎて何が何やら……
つまりは、樹海攻略のために主人公の持つ手帳が必要ってことだな
なるほど
仲間の夢を成し遂げるために樹海に挑む主人公、それを追いかけるヒロイン……そして鹿
鹿!?
「奇世界トラバーズ2」の見所!
©紺野千昭・大熊まい/SBクリエイティブ
②何というラスボス感!人類最強の女がマジヤベェ……
③ぐうたらヒロイン……もといアウラさんが可愛すぎる!
見所① 主人公の仲間との絆に涙腺崩壊が止まらない!
©紺野千昭・大熊まい/SBクリエイティブ
今回、主人公たちが挑むのは前人未踏の樹海の迷宮「クレティシア」!
何とここは、かつて主人公が所属していたイェーガー隊が全滅した場所なんですね。
そういう展開なので、お約束として主人公の過去が明らかになるのですが、
涙 腺 崩 壊 (´;ω;`)ブワッ
主人公とイェーガー隊の絆や、アリソン隊長の最期など、読めば読むほど泣ける……。
楽しくも悲しい主人公の過去、そして冒険者のまっすぐな生き様に心を揺さぶられます!
文句を言いながらも世話焼きなツンデレ主人公(ショタ)も楽しめるぞ
何それ萌える
見所② 何というラスボス感!人類最強の女がマジヤベェ……
©紺野千昭・大熊まい/SBクリエイティブ
樹海の迷宮の攻略だけでも難題なのに、敵となる人間が出てくるのもお約束。
特に今回は、主人公の持つ迷宮攻略の鍵「イェーガー・レポート」を狙って、各国の精鋭が主人公を狙ってきます。
その中でもダントツでヤバいのが、人類最強の女・カナリア!
ヤベー、この女マジでヤベー(語彙力低下)
リ〇ァイ兵長もビックリの「人間辞めてる感」……これは完全にラスボスですよ。
この女と戦うなんて、ヤ〇チャがフ〇ーザ様に挑むくらい無謀だ……
全然わからない
見所③ ぐうたらヒロイン……もといアウラさんが可愛すぎる!
©紺野千昭・大熊まい/SBクリエイティブ
【悲報】実家から解放されたアウラさん、完全にぐうたらヒロインと化す
と言いたくなるくらい、アウラさんがダメ人間になってて草。
……それもこれも主人公が、身の回りの世話を全部やってあげてしまってるからですが。
でも、主人公を追いかけて迷界まで行って(密航)からは、かなり頑張ってましたね!
慎重派で情報を重視する主人公と、行動派で感情のままに生きるヒロイン……最高のパートナーじゃないか。
特に最後の挿し絵のアウラさんが可愛すぎて、萌え死注意です(カプリ
いずれくっつく未来しか見えないから、お前らさっさと結婚しろと言いたい
もどかしい気持ちはわかるけどね
「奇世界トラバース2」を楽しめるのはココ!
©紺野千昭・大熊まい/SBクリエイティブ
ライトノベルを読む
ジャンル | 異界探索アドベンチャー |
作者 | 紺野千昭 |
イラスト | 大熊まい |
レーベル | GA文庫 |
出版社 | SBクリエイティブ |
発売日 | 2022年4月15日 |
まとめ
「奇世界トラバース」2巻のレビュー記事でした。
いやぁ、1巻で上がりきったハードルを見事越えてくれましたね!
今回は主人公が過去に置いてきた後悔と向き合うこととなりますが、とにかく涙腺がゆるみまくりでした。
主人公とイェーガー隊の仲間との交流、信頼関係、アリソン隊長が最期に目指した場所……もう感情が揺さぶられまくりです。
そして現在の仲間であるアウラさん、ヒロインとしてかなり株を上げたのではないでしょうか!
……序盤でダメ人間になってた時は「初登場時の無表情キャラどこ行った?」って思いましたけどね。
一つだけ文句を言うとすれば、今回が最終巻ってことですよ!
まだまだユーリ&アウラの冒険を見ていたかったし、二人の関係の行きつく先も見たかったので残念でなりません。
作者の新しい作品を楽しみにしつつ、こっそり続きが描かれることも祈っておこうと思います。
Enjoy “MUDA” Life!