この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
・学校一のモテ女子と付き合いたい!
・美少女にひたすら甘やかされたい人生だった……
・人生ハードモードの主人公が報われる話が大好き!
たまに「男性を甘やかすのが好き」って女性いますよね。
まぁテレビや雑誌で見る限りだと、そういう話題は大概がダメンズとセットではありますが……。
今回レビューする作品「今日も生きててえらい!」のヒロインは、まさに甘やかし系女子の最上級!
弱点ゼロの完全無欠な美少女にドロドロに甘やかされたい人集まれ!
目次
「今日も生きててえらい!」評価
©岸本和葉・阿月唯/KADOKAWA
たまに「男をダメにする女性」の話って聞くけどあれって本当なのか?
あー……知り合いにはいないけど、そういう人もいるみたいだね
「この人は私がいないと……」って思っちゃうわけか
ダメンズが好きな人って意外といるよ
俺の前に現れたことないぞ?
ダメンズを自己申告しないで
ぶんごの評価
総合評価 | B |
ひたすら全肯定型の甘々ヒロインに甘やかされる生活を楽しむ内容です。登場人物の葛藤やら悩みやらはありますが、基本的にヒロインのちょっぴり重めの愛情が醍醐味。あと親友がサラッと良い仕事するよね | |
ストーリー・設定 | ★★★★★(3/5) |
タイトルの印象とはちょっと違う内容でしたね。「生きててえらい」という言葉が思っていたよりも重かった……。ツラい人生を歩んできた主人公が、甘々ヒロインに全肯定されて幸せになっていくのがイイ! | |
キャラクターの魅力度 | ★★★★★(3/5) |
甘々だけどちょっぴり重いヒロインと、出番は多くないけど良い仕事してる親友が良かったです。主人公の「ヒロインの想いに釣り合いたい」という部分は好感が持てますが、ちょっと煮え切らなすぎかな? ヒロインや親友の言う「主人公の良さ」がちょっと伝わりにくいです | |
イラスト | ★★★★★(4/5) |
ヒロインの清楚で快活な感じが出ていて非常に良いイラストでした。惜しむらくは主人公のイラストがほぼないので、劇的ビフォーアフターが伝わりづらい点かな…… | |
文章 | ★★★★★(3/5) |
ヒロインの明るさや、ややストーカー気質なところが楽しく描かれていたと思います。ちょっと主人公に感情移入しにくいのと、、元々の描写が少なくて主人公の外見の変化が伝わりにくいのがやや難点 | |
ヒロインの甘やかし度 | ★★★★★(5/5) |
世の男性の99.9%が堕落するであろう甘々ヒロイン。理想郷はここにあったのだ…… | |
主人公のヒモ度 | ★★★★★(4/5) |
週3バイトの準ヒモ生活。一流のヒモ(?)への進化は高校卒業までお預けですね |
他の読者の評価
とてもふわふわ(物理)で良い……。 ともすればネタに転びそうなタイトルだけど真面目な芯があってのえらいだから読んでてあったかくなれる
ヒロインが強い同棲モノでした。学校での話の方がメイン感がありましたが、面白かったです。甘い生活の方は続巻に期待
トロトロ甘やかしとは言いつつ、主人公がその緩い状態に甘んずることを良しとしないため、ダラダラといった雰囲気はない。芯があるキャラで好感がもてる
極度の甘やかし系ヒロインはイイ
二人の立場の違いから巻き込まれるトラブルにも直面して、葛藤しながらも彼女としっかりと向き合おうとする春幸がなかなか良かったですね
彼女が入れ込むほど主人公が魅力的に映らなかったのは残念かな
ヒロインが主人公を好きになった理由がちょっと弱いと思う
あらすじ
その日、高校生の俺――稲森春幸は無職になった。
親を喪ってから生活費のため労働に勤しんできたが、休憩中出会った少女を暴漢から救った騒ぎで歳がバレてしまったのだ。
路頭に迷う俺の前に立つ麗しき美少女。彼女の正体は……ってあの東条グループの令嬢・東条冬季――!?
「私のヒモになっていただけないでしょうか!」
…………なんだって?
「あなたのような人をドロドロに甘やかしたいのです! 私がいないと生きられないくらい! これは私の性癖です!」
えぇ……。
食事に睡眠、お風呂まで!? 生きるため――そう自分に言い聞かせた俺は《お試し期間》として一ヶ月間の契約同棲をすることに。
平凡な日々も彼女となら輝いて見えるかもしれない。そんな淡い希望も抱きながら……。
KADOKAWA「今日も生きててえらい! ~甘々完璧美少女と過ごす3LDK同棲生活~」
苦学生の主人公が容姿・能力・財力全てが完璧なお嬢様からヒモにスカウトされた件
なにそれ最高じゃん!
しかし話がうますぎると思ったから、まずは1ヶ月のお試し同棲をすることになるわけだな
あー……確かに信じられないくらいの好条件だもんね
どうせ最後には受け入れるんだろ、ハハハ
怖っ! 瞳孔開いてるんですけど!?
「今日も生きててえらい!」3つの魅力!
©岸本和葉・阿月唯/KADOKAWA
②全肯定型ヒロインに甘やかされまくっても……イイんです!(川〇慈英風)
③苦学生→ヒモになったら劇的ビフォーアフター!
魅力① 完璧美少女のヒモ生活とかうらやましすぎだろ!(血涙)
©岸本和葉・阿月唯/KADOKAWA
容姿端麗、文武両道、しかも超お嬢様であり実業家でもあるという完璧美少女なヒロイン。
そんな娘に「ヒモになって欲しい」って言われるとか、
うん、「うらやましい」としか言えないですな!
美少女に告られるだけでもリア充爆発案件なのに、それにプラスして「私が養ってあげる」ですからね。
前世で魔王を倒して世界を救うくらいしないと、そんな幸運に出会えない気がする……。
まぁ、リアルでいきなりこんなセリフを言われたら、何かタチの悪い勧誘を疑ってしまうでしょうけどね(笑)
もし主人公がクラスメイトだったら「今夜は新月だな」って言葉を送るとしよう
襲っちゃダメだよ!?
魅力② 全肯定型ヒロインに甘やかされまくっても……イイんです!(川〇慈英風)
©岸本和葉・阿月唯/KADOKAWA
この作品のサブタイトルにもある通り、ヒロインはとにかく甘々完璧美少女!
主人公に対してはひたすら全肯定で甘やかしてきます。
主人公が「働きたくないでござる」とか「遊ぶ金をよこせ!」とか言っても間違いなく否定しない……というかむしろ喜ぶ。
例え主人公が浮気をしたとしても……いやゴメン、それは多分ブッ〇されるわ。
ちょっぴり愛が重いけど、そんなところもキュートなヒロインだよ!(震え声)
これだけ恵まれた立場で浮気なんかしたら、周りが人誅するけどな
浮気するヒモって最低じゃん
魅力③ 苦学生→ヒモになったら劇的ビフォーアフター!
©岸本和葉・阿月唯/KADOKAWA
ここまで散々「主人公うらやましすぎる!」と言っておいてなんですが、この主人公ってものすっごい苦労人なんですよね。
両親を事故で亡くし、遺産目当ての親類とは縁を切って、生活費は自力で稼ぐ……。
精神的にも体力的にも限界に達していた主人公にとって、ヒロインはまさに救いの女神だったわけです。
読者としては「さっさと楽(ヒモ)になっちゃえよ!」と思いますが、根が真面目なので自分がヒロインに相応しいか悩んじゃうんですよね。
その辺りは内面・外面含めて徐々に変化していくので、ぜひともその劇的ビフォーアフターを楽しんで欲しいです!
髪切っただけでイケメンになるキャラって、最初からイケメンだよな?
眼鏡外して美人だったら、眼鏡かけてても美人だよ
「今日も生きててえらい!」を楽しめるのはココ!
©岸本和葉・阿月唯/KADOKAWA
ライトノベルを読む
ジャンル | 甘やかしたがりな彼女と過ごす甘々同居生活 |
作者 | 岸本和葉 |
イラスト | 阿月唯 |
レーベル | 電撃文庫 |
出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年2月10日 |
「今日も生きててえらい!」が気になった方におススメ!
©渡辺恒彦・文倉十/主婦の友社 ©御鷹穂積・高峰ナダレ/小学館 ©白金透・マシマサキ/KADOKAWA
今回のおススメは「主人公がヒモ」の作品!
主人公なのにヒモってどうなの……?
①理想のヒモ生活
あらすじ
山井善治郎は、現代日本を生きる若きサラリーマン。 ある日の朝。善治郎は突然、恐竜が闊歩する亜熱帯の異世界――カープァ王国に召喚されてしまう。召喚したのは、カープァ王国女王、アウラ一世。善治郎を召喚した女王アウラは、善治郎に「自分と結婚して、こちらの世界で暮らして欲しい」と申し出る。理由は、善治郎が『百五十年前、異世界に愛の逃避行を計ったカープァ王族の末裔』だから。国内の貴族にも、王家の血を引く婚約者候補はいるのだが、彼等を婿に迎えれば、『男尊女卑』の毛色が強いカープァ王国では、女王と王配の間で権力闘争が起きる可能性が高い。 そのため、善治郎に求められることは「できるだけ、何もやらないこと」。その条件は、月平均百五十時間残業の日常に疲れきっていた善治郎には、非常に魅力的な申し出に聞こえた。しかも、アウラは善治郎の好みのタイプそのものの美女。半ば衝動的に結婚の申し出を受諾する善治郎。仕事もせず、爆乳美女と楽しく暮らす「理想のヒモ生活」がいざ始まる!?
ヒーロー文庫「理想のヒモ生活1」
異世界の女王から婿(ヒモ)候補として召喚される話だな
勇者とかじゃなくて婿(ヒモ)なんだ……
②元英雄で、今はヒモ
あらすじ
六英雄が一人で、歴代最強の勇者と呼ばれた少年レイン。
彼はある日、任務の途中で魔王軍の女幹部であるエレノアと対峙する。物心がついた頃から休みなく人類のために戦わされ、報酬も貰えない。レインの境遇を見かねた彼女は、手を差し伸べ言う――。
「一緒に来てください。必ず幸せにしてみせますから……!」
魔王軍で待っていたのは、ふかふかのベッドに、甘いお菓子に、優しいお姉さんのいる生活!?
これは、『ブラック』な人類から離脱して、魔王軍で『ホワイト』な日常を送る勇者のお話。異世界系ヒモライフ、ついに開幕!!
小学館「元英雄で、今はヒモ ~最強の勇者がブラック人類から離脱してホワイト魔王軍で幸せになる話~」
勇者(ブラック労働)から魔王軍のヒモに劇的ジョブチェンジ!
劇的すぎない!?
③姫騎士様のヒモ
あらすじ
灰と混沌の迷宮都市『灰色の隣人(グレイ・ネイバー)』。
数多のモンスターと財宝を孕むダンジョンの鮮烈な灯りの影には、必ず害虫が潜む。そんな掃き溜めに咲く汚れなき深紅の花が姫騎士・アルウィン。王国再興を志し秘宝を求めるダンジョン攻略の急先鋒――そして彼女に集る元冒険者・マシューは、この街に数いる害虫の一人だ。
仕事もせず喧嘩も弱い腰抜け、もらった小遣いを酒と博打で浪費するクズ、そう人は罵る。
――しかし、彼の本当の姿を知る者はこの街にはいない。
「お前は俺の飼い主(おひめさま)の害になる――だから殺す」
「おい、てめぇ! ただの腰抜けじゃ……ッ!」
「内緒にしてくれよ。俺たちみたいな害虫が何をしているかなんて、彼女は知らなくていいんだ」
――彼は自らの手を汚すことを厭わない。
「マシュー、お前は私にとって大切な命綱だ」
「君が必要とする限り、俺はこの手を離さない。言っただろ。俺は君の『ヒモ』だって」
――全ては姫騎士様のために。
選考会騒然! エンタメノベルの新境地をこじ開ける、衝撃の異世界ノワール!
電撃文庫「姫騎士様のヒモ」
麗しき姫騎士にたかるヒモのクズ男……と見せかけて裏で暗躍する主人公だな
何それかっこいい
まとめ
「今日も生きててえらい!」のレビュー記事でした。
誰もがうらやむ美少女がひたすらに自分を甘やかしくれる、まさに男の夢の一つと言っていいシチュエーションの作品でした。
間違えば退屈な作品になってしまいそうなテーマですが、ヒロインの明るさと垣間見える重さが良い塩梅で面白さになっていたと思います。
また、主人公の親友が出番が少ないながら良い仕事をしていましたね。
ヒロインとの甘々生活がメインではありますが、親友との過去エピソードとかも見てみたいです。
主人公とヒロインの関係はすでに完結している感はありますが、最後に主人公を慕う後輩が出てきてまだまだ波乱がありそうな予感。
ここから話を広げるのは難しそうですが、ここは作者の構想に期待ですね。
Enjoy “MUDA” Life!