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・80年代のハリウッドアクションこそ至高!
・実は自分、TSものが好きでして……
・中身がおっさんでも見た目が美少女なら無問題さ!(ツワモノ)
個人的な話ですが、私は80~90年代くらいのハリウッドのアクション映画が大好きです。
コ〇ンドーとかラ〇ボーとか、とにかく派手なドンパチで敵を蹴散らしていく様は観ていて爽快な気分になりますよね。
そして今回レビューする「ミミクリー・ガールズ」は、そんなノンストップアクション要素を盛り込んだ作品!
きっとマッチョメンたちが派手に敵をちぎっては投げ…………え、ロリ?
目次
「ミミクリー・ガールズ」評価
©ひたき・あさなや/KADOKAWA
最近の映画はクオリティがすごいけど、昔のアクション映画も面白いゾ!
最近って昔の映画の続編も結構多いよね
やはり無駄にムッキムキな俳優たちが、派手に銃をぶっ放す姿がカッコイイんだよな
言い方!
よく観てたのはアーノルド・シュワルツェネッガー、シルベスター・スタローン、ブルース・ウィリス、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、トム・クルーズ…(まだまだ続くよ)
多い多い!
ぶんごの評価
総合評価 | B |
ライトノベル版ハリウッドアクションという感じで面白かったです。ただ、映像がないと十二分に魅力が伝わらないタイプの作品でもあると思います。昔のアクション映画好きかどうかで作品に対する印象は変わりそうですね | |
ストーリー・設定 | ★★★★★(3/5) |
「ミミック」の設定や、古き良きハリウッド映画のようなストーリー展開はなかなか面白かったです。ただ、昔のアクション映画好きなら思い出で補完できるけど、若者にあのドンパチの雰囲気が伝わるかどうかは疑問。おっさんホイホイかな? | |
キャラクターの魅力度 | ★★★★★(3/5) |
正直TSはさほど好きでないので、見た目は美少女でも中身おっさんの萌えポーズは精神的にクる……。何でマーリンあんなノリノリなんや。主要キャラで一番好きなのは寡黙なジブリールかな | |
イラスト | ★★★★★(4/5) |
キャラデザはとても可愛い。でも中身がおっさ(以下略) | |
文章 | ★★★★★(3/5) |
アクション映画好きとしては作者の描きたい世界観の大きさが何となくわかるけど、十二分に描き切れていないかな。これは文章力のなさというよりは、ラノベという媒体の限界のような気はするけど…… | |
ドンパチ度 | ★★★★★(4/5) |
古き良きアクション映画のような銃撃戦や逃走劇イイネ! あと列車とヘリコプターの組み合わせと言えばミッションイ〇ポッシブル(1作目)を思い出しますなぁ | |
可愛いは正義 | ★★★★★(5/5) |
可愛いは正義! 可愛ければ大抵のことは許される! たとえ中身が筋肉モリモリマッチョマンのHENTAIだったとしても…… |
他の読者の評価
展開はベタだけど筋の通った男達の話は読みやすいし、ツボにはまるシーンも多いので軽めのエンタメ小説としてさくっと読めた
良質のアクション映画一本を見たような面白さでした。そういう意味では完成度が非常に高く新人賞を受賞するに相応しい作品だったと思います
B級アクション映画のような布石の豪快な回収が気持ちいい
美少女TS、ミリタリー、古き良きハリウッド映画。自分の好きを詰め込んだ、思いっきり趣味に走った作品
ベテランの軍人達が幼女となり任務につくという、洋画をラノベに落とし込んだような作品で最高でした
ガワだけ被せたアメリカ映画みたいなノリになっちゃったかなぁ
ロリ化したエリート軍人ばかりのでチームという着眼点は悪くないが、いかんせん小説だとビジュアル面のインパクトが薄くて勿体無い
あらすじ
2041年。人工素体技術――通称《ミミック》が開発され幾数年。
作戦中、不慮の事故により重傷を負ってしまったクリス・アームストロング大尉は、素体化手術を受け前線復帰……と思いきや術後どうも体の調子がおかしい。
鏡に映った自分を見るとそれは白い柔肌にさらさらヘアーの良く似合う――美少女で!?!!?
謀略と怨嗟が蠢く戦火の陰で突如結成された、4体の少女型素体からなる即席部隊。
その名は――『ミミクリー・ガールズ』。
射撃、格闘、潜入。あらゆる分野のスペシャリストである彼女たちに与えられたミッション。それは謎の国際犯罪組織”バル・ベルデ”に狙われた大統領の娘の護衛だった。
クールなティータイムの後は、キュートに作戦開始!
少女に擬態し、世界の巨悪に立ち向かえ――!
少女姿の特殊部隊4人組が贈る、痛快ガンアクションコメディ!
KADOKAWA「ミミクリー・ガールズ」
これは脳と脊髄を人工の肉体に移し替えられるようになった近未来の話……
おお、何か本格的なカンジ!
目が覚めたらロリボディでした(中身おっさん)
おっと雲行きが一気に怪しくなったぞ?
4人の美少女(中身略)の特殊部隊が世界の悪に挑む超大作だ!
ハリウッドもビックリだよ
「ミミクリー・ガールズ」3つの魅力!
©ひたき・あさなや/KADOKAWA
②おっさんホイホイ!古き良きハリウッド風ガンアクション
③懐かしの映画ネタ!よしちょっとTSU〇AYA行ってくるw
魅力① コ〇ン君もビックリ!見た目は美少女、中身はマッチョマン!?
©ひたき・あさなや/KADOKAWA
「ミミック」と呼ばれる人工素体技術によって、脳と脊髄を別の肉体に移し替えられるようになった近未来。
目覚めたら10歳くらいの美少女になってました。
しかも中身は30歳超えのエリート軍人って……ギャップというか落差がヤベェ。
あの「見た目は子供、頭脳は大人」な名探偵君もビックリだわ。
アメフトで活躍してたって設定もあるし、美少女の中身がドウェ〇ン・ジョンソンだったみたいなイメージかな。
………………怖っ。
TSや女装ものは、やはり主人公の苦悩を描いてこそ笑え……共感できるな
笑えるって言おうとしたよね?
魅力② おっさんホイホイ!古き良きハリウッド風ガンアクション
©ひたき・あさなや/KADOKAWA
この作品の最大の魅力と言えば「古き良きハリウッド映画」のようなガンアクション!
俗っぽく言うと、めっちゃドンパチしてます。
好きな人ならわかると思いますが、80年~90年代のハリウッドアクションっぽさがあるんですよね。
コマ〇ドーとかラン〇ーみたいな、ドンパチでゴリ押す感覚わかるかなぁ?
まぁ一言で言うと、めっちゃおっさんホイホイやないか!ってことです。
ストーリーも「ハリウッド映画あるある」な展開なので、ぜひその辺りも楽しんでみてください!
おっさんホイホイにかかったからといって、俺がおっさんと言うわけではないからな!
語るに落ちるって知ってる?
魅力③ 懐かしの映画ネタ!よしちょっとTSU〇AYA行ってくるw
©ひたき・あさなや/KADOKAWA
上述した通り古き良きハリウッドアクション風味の作品ですが、作中にはチラホラと映画ネタが散りばめられています。
例えばキャラの名前だったり、ちょっとしたパロネタだったり。
知らなくても十分楽しめますが、やはり知っている方がより楽しめるお得感はありますよね。
映画好きなら思わずニヤリとしちゃうネタなので、できればネタも楽しんで欲しい……。
ってなわけで、ちょっとTSU〇AYA行かない?(暴論)
まぁそれは極端な話ですが、気が向いたら元ネタも観てみるといいですね。
映画ネタだけじゃなく、ミリタリーネタも豊富だぞ!
沼だ……
「ミミクリー・ガールズ」を楽しめるのはココ!
©ひたき・あさなや/KADOKAWA
ライトノベルを読む
ジャンル | 痛快ガンアクションコメディ |
作者 | ひたき |
イラスト | あさなや |
レーベル | 電撃文庫 |
出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年7月8日 |
「ミミクリー・ガールズ」が気になった方におススメ!
©カルロ・ゼン・篠月しのぶ/KADOKAWA ©明鏡シスイ・硯/KADOKAWA ©草薙刃・ヲさかな/KADOKAWA
今回のおススメは「ハリウッドばりのドンパチが見所」な作品!
そもそも「ドンパチ」って言葉は常識扱いなの?
①幼女戦記
あらすじ
金髪、碧眼そして白く透き通った肌の幼女が、空を飛び、容赦なく敵を撃ち落とす。
幼女らしい舌足らずさで軍を指揮する彼女の名はターニャ・デグレチャフ。
だが、その中身は、神の暴走により幼女へと生まれ変わることとなった日本のエリートサラリーマン。
効率化と自らの出世をなにより優先する幼女デグレチャフは、
帝国軍魔導士の中でも最も危険な存在へとなっていく――。
KADOKAWA「幼女戦記 1 Deus lo vult」
ガンアクションと空中戦、そして悪魔のような幼女。一粒で三度おいしいな
最後のおかしくない?
②軍オタが魔法世界に転生したら、現代兵器で軍隊ハーレムを作っちゃいました!?
あらすじ
通り魔に殺され異世界に転生した少年リュート。魔力が人生を分けるこの世界で、けれど彼には才能がなかった。そこで現代の知識を活かし“銃”の製造に挑む。前世で果たせなかった、誰かを救うという思いを胸に――。
KADOKAWA「軍オタが魔法世界に転生したら、現代兵器で軍隊ハーレムを作っちゃいました!?1」
剣と魔法の世界なのに多彩な銃や兵器でドンパチ無双、これはミリオタ歓喜間違いなしだな!
うん、色々とオカシイね
③鉄血の海兵令嬢
あらすじ
「お嬢様! たった今この時より、貴様はこの地上で最下等の生物に格下げとなる!」
ヴィクラント王国第二王子ウィリアムから婚約破棄された公爵家令嬢アリシアに、罵声が浴びせられる。その声の主は従者アベル、正確には彼と同化したアメリカ海兵隊カイル・デヴィッドソン少佐のものだった!
婚約破棄に絶望したアリシアが破滅を迎える前に、“クソッタレの殺戮兵器”へと仕立てるため新兵訓練を施す。並み居る政敵どもをなぎ倒し、国家に平和と秩序をもたらすために!!
KADOKAWA「鉄血の海兵令嬢」
ハリウッドばりのドンパチが楽しめるというか、ハー〇マン軍曹ばりの罵倒が楽しめるというか……
それは本当に楽しめてるの?
まとめ
美少女の皮を被った(?)軍人たちが、世界の敵に立ち向かうアクション「ミミクリー・ガールズ」のレビュー記事でした。
古き良きハリウッドアクションをライトノベル風にしたような作風で面白かったと思います。
個人的にTSものはあまり好みではありませんが、映画好きとして楽しめるところは多々ありました。
内容としては綺麗に終わっていましたが、まだ黒幕が死んでなさそうだし続きそうな感じはありますね。
ラストのアレの本格的な活動を見たいような、怖いような……。
次回も引き続き派手なガンアクションと、映画ネタを期待したいですね!
Enjoy “MUDA” Life!