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↓1巻のレビュー記事はコチラ↓
この男危険すぎる!ラノベ新作「純白令嬢の諜報員」評価&レビュー
スゴ腕諜報員が推しキャラをハッピーエンドに導くために暗躍する「純白令嬢の諜報員」!
2022年6月17日に発売された第2巻の評価&レビュー記事です。
ヒロインの幸福を願う主人公と、破滅を願う謎の黒幕、二人のエゴがぶつかり合う衝撃の展開!
そしてますますキャラ崩壊していく主人公にも大注目(笑)
目次
「純白令嬢の諜報員2」評価
©桜生懐・ファルまろ/KADOKAWA
バッドエンドの作品をハッピーエンドに書き換えたら原作ファンは怒るかな?
私はハッピーエンドの方が良いけどなぁ
ロミオとジュリエットは結婚して幸せに暮らしましたとか
元の作品が有名すぎて違和感あるかもね
スクールデ〇ズで主人公が✕✕されないとか
それはそれで違うバッドエンドになりそう……
ぶんごの評価
総合評価 | A |
1巻で完結してもおかしくない内容だったので期待と不安が半々でしたが、ファンの期待に応える見ごたえバツグンな続編だったと思います。メインの3人の掛け合いもさらに楽しくなってましたね。ラストは衝撃でしたが、ここで打ち切りという事態だけはやめてほしいです | |
ストーリー・設定 | ★★★★★(4/5) |
1巻では思うように事を進めてきた主人公ですが、今回は様々な想定外に振り回されていましたね。謎の敵に裏をかかれたり、ヒロインの可愛さに理性崩壊しかけたり(※通常運転)。正直、黒幕は分かりやすかったですが、主人公とのエゴのぶつけ合いは熱かったです | |
新キャラの魅力度 | ★★★★★(3/5) |
ザビは(イカレてるけど)可愛かったですが、黒幕のキャラはあまり好きになれなかったですね。性格がアレなのもそうですが、人間的に浅すぎるというか…… | |
イラスト | ★★★★★(3/5) |
ヤキモチ妬くロザリンド様がカワエエエェェェ! これは読者のラプター(主人公)化が止まらねぇぜ! | |
文章 | ★★★★★(4/5) |
主人公の言動がさらにヤバくなってる(笑)特に本音と建前が逆になってるシーンは、主人公が真面目な顔でこんなセリフを言ってるのかと思うと笑いが止まらない | |
前巻までとの比較 | ★★★★★(3/5) |
1巻が綺麗に終わったのでハードルは上がっていましたが、期待に十分応える出来だったと思います。主人公への甘え方がどんどん激しくなってるヒロインたちがとても可愛かったです |
他の読者の評価
ロザリンド・ニシャ・ラプターの仲良しっぷりが極まっていてよかったです
ラプターとは別の目的を持った転生者が現れるまさかの展開でしたけど、価値観の違いから生まれた激闘の末に迎えたラストは予想外過ぎて、続きが大いに気になります
ロザリンドとニシャと甘々しつつも裏から地を固めて表からも王女落としたりとか腹黒工作をして行く姿はうわあ(引き&敬い)ながら楽しく読ませてもらいました
最強諜報員のポンコツハピエン厨っぷりがヤバいお話2巻目。今回も、裏社会の抗争を叩いてまとめて利用してとオーバーキル気味の活躍に笑う
ラプターに近付く女に嫉妬してあれやこれやと甘えるロザリンドは本当に可愛いの一言です
あらすじで大体の流れを語ってしまっているのはいかがなものか。察せるとはいえ結構なラストスパートまで明かさない展開を書いてしまうのはいくらなんでもネタバレでは……
後半の展開は?でした。敵さんが好みでないといえばそれまでですが、ラプターの情報収集能力をかいくぐるほどならもう少し善戦したのではないか
2巻のあらすじ
侯爵家の暴虐からロザリンドを救い出したラプター。しかし悪夢は予兆する。ロザリンドが破滅へと向かう筋書きは、まだ絶たれていないのだと――!
王都に向かったラプターらは、絢爛なる貴族社会の影で、スラムのギャングの三大勢力を統一をしていく。しかしラプターの暗躍をすべて予測し、貴族が次々と殺されてゆく影があった。
その犯人こそ、この世界の原作小説には存在しないはずの黒幕――物語の《改編》を拒むもう一人の転生者だった!
最厄の敵が正体を現したとき、ラプターが取った選択とは?
KADOKAWA「純白令嬢の諜報員 改編II.審判の時」
推しキャラの破滅を回避したはずが、誰かが原作通りに破滅させようとしてくる件
うわぁ……何かヤな感じ
ものすっっっっごく嫌な奴だったよ……
小さい「つ」の数に実感がこもってるね
いと尊きロザリンド様を害そうなど万死に値する!
何か主人公に毒されてない?
「純白令嬢の諜報員2」の見所!
©桜生懐・ファルまろ/KADOKAWA
②新キャラの頭がぶっ飛びすぎて侯爵家の危険度大幅アップw
③衝撃のラスト!ロザリンド様を最厄の敵から守れるか!?
見所① ヤキモチロザリンド様が尊すぎてキュン死続出!(主人公含む)
©桜生懐・ファルまろ/KADOKAWA
普段は十代前半とは思えないほど、年齢不相応に落ち着いているロザリンド様。
しかし2巻では、な、何とヤキモチロザリンド様が見られるだってぇ!?
ご機嫌ナナメなロザリンド様も尊い……。
でも一番面白かったのは、ヤキモチロザリンド様のとある一言で絶望した主人公がとった行動ですけどね。
前回も大概アレだったけど、今回は主人公の情緒不安定さに磨きがかかってたなぁ(笑)
舞台が現代だったら、主人公は警察か病院のお世話になってそうだな
何をやらかしたの!?
見所② 新キャラの頭がぶっ飛びすぎて侯爵家の危険度大幅アップw
©桜生懐・ファルまろ/KADOKAWA
2巻では新キャラが何人か登場しますが、やはり一番印象に残ったのは最狂の猟犬・ザビちゃんです。
見た目は中性的な見た目の可愛い女の子、だけど中身はベリーベリークレイジー。
何せ主人公から(!)人間性を危険視されて、一人だけ「スラム街を統一しろ」とか無茶な任務を出されてるわけですからね。
年頃の女の子がマチェット(ナタみたいな刃物)で頭パッカーンしますとかどこの竜〇レナさんですか?
仲間であっても容赦なく✕✕しちゃうザビちゃんだけど、主人公に対しては懐きまくりで可愛いんだよなぁ……。
侯爵家の戦闘力と倫理観がぶっ飛んでる件
倫理観がぶっ飛んだらアカン
見所③ 衝撃のラスト!ロザリンド様を最厄の敵から守れるか!?
©桜生懐・ファルまろ/KADOKAWA
前回、主人公の策略によって侯爵家の暴虐から救い出され、幸福な人生を歩み出したロザリンド様。
しかし今回、そんなロザリンド様を再び不幸のどん底に叩き落とそうと暗躍する敵が現れます。
一体誰が、何故そんなことを企んでいるのか?
…………ぶっちゃけ敵の正体はバレバレですが、一つ言えるのは色んな意味で主人公の対極にいる人間ということです。
まさに最厄、絶対コイツとは仲良くなれないわー。
果たして主人公はロザリンド様を守り切ることができるのか、そして最後には衝撃のラストシーンが!(ガチ)
万が一あのラストで打ち切られたら、ファンタジア文庫に怪文書送るわ
本当にやっちゃダメだからね?
「純白令嬢の諜報員」を楽しめるのはココ!
©桜生懐・ファルまろ/KADOKAWA
ライトノベルを読む
ジャンル | 謀略ファンタジー |
作者 | 桜生懐 |
イラスト | ファルまろ |
レーベル | ファンタジア文庫 |
出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年6月17日 |
まとめ
今回は「純白令嬢の諜報員」2巻のレビュー記事でした。
1巻が綺麗な終わり方でしたが、とりあえず続編が出てくれたことが嬉しいです。
ますますパワーアップした主人公の変態っぷり、そしてロザリンド様とニシャの可愛さ。
これだけでもファンとしては美味しい内容でしたが、「薄幸のロザリンド」の改編をめぐる争いはとても見応えがありました!
「なぜ主人公の情報網に引っかからなかったの?」とか、「単独じゃ厳しくない?」とかツッコミどころはありますが、総じて満足いく出来だったのではないでしょうか。
あの衝撃のラストは賛否あると思いますが、ファンタジア文庫が炎上しないためにもぜひ続編を期待です!
Enjoy “MUDA” Life!