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こんな義妹最高かよ!ラノベ新作「じつは義妹でした。」評価&レビュー
義弟(美少年)と思っていた義妹(美少女)と、一つ屋根の下で繰り広げられる兄妹ラブコメ「じつは義妹でした。」!
2022年6月17日に発売された第3巻の評価&レビュー記事です。
今回は家族水入らずの温泉旅行編!
ますます猛プッシュな義妹様にニヤニヤしたり、主人公の家族への想いにホロリとくる一冊です。
目次
「じつは義妹でした。3」評価
©白井ムク・千種みのり/KADOKAWA
そういえば家族旅行ってほとんど行った記憶ないなぁ
そうなの?
両親が共働きで鍵っ子だったからな
そうだったんだ……
つまり親に怒られることなく、漫画もゲームも好きなだけ遊べたってことだ!
めっちゃエンジョイしてる!
ぶんごの評価
総合評価 | B |
今まであまり焦点の当たらなかった主人公と家族の話がメインで、非常に心温まるストーリーでした。主人公と晶の関係は相変わらず膠着状態ですが、久々にメンデルの法則の話が出てきたので、次回は大きな進展が期待できそうですね | |
ストーリー・設定 | ★★★★★(4/5) |
今回は今までとは少しテイストが変わって、「家族」に焦点を当てたストーリーでした。主人公の家族に対する想いがわかってホロリときましたね……でも、義母にハグされるのは裏山 | |
新キャラの魅力度 | ★★★★★(2/5) |
新キャラといったらオカミさんくらいかな? ぶっちゃけ必要性を感じなかったけど……。それよりも演劇部の面々、特に伊藤さんの新たな一面がインパクトあったなぁ | |
イラスト | ★★★★★(3/5) |
温泉旅行編ということもあって、サービスカットが多めでしたね。ありがとうございます! そして今回は初めて両親(実父と義母)のイラストがあったのも良かったですね。……晶の成長は将来有望ですな | |
文章 | ★★★★★(3/5) |
何だろう、ラブコメとは別の部分で主人公の株が急上昇なんだけど……特に幼少期の作文や父との会話が健気すぎて泣ける( ;∀;) | |
前巻までとの比較 | ★★★★★(3/5) |
相変わらず兄妹以上恋人未満(やってることはほぼ恋人)のままでしたね。そろそろ大きな進展が欲しいので、上田兄妹の動きが気になるところです |
他の読者の評価
この作品は各巻の締めがとても上手い。きっちり盛り上げて良い余韻で締める
あんなことされたら王子様願望を持っている晶は撃ち抜かれて当然。咄嗟に自分より妹を庇えるのはマジでヒーロー、カッコよかった
かしましい演劇部がいることでお祭り感のある賑やかな雰囲気を基調にしつつ、じっくりと涼太と晶の過去を掘り下げる展開は面白い
今回語られた涼太とお父さんの過去エピソードが、とてもよかったです。あとは。上田兄妹……こじらせ感がすごいので、どうなるか楽しみだけど怖くもある
温泉旅行にかまけて2人がイチャイチャするだけでなく、思わぬ事故に巻き込まれる中で互いを思いやったり、家族愛が感じられたり、中でも涼太の過去回想にはグッとくるものがありました
ラブコメ漫画をそのままノベライズしたとか、美少女ゲームの日常的な作品をノベライズした感じ
3巻のあらすじ
弟のように距離感が近く、俺にアプローチを続ける妹・晶と一緒に住んで数ヶ月。親父の提案で、家族旅行が決定!?
俺との初めての遠出に、おおはしゃぎの晶。デート気分の散策や、ここだけで見せる浴衣姿。いつもと違う魅力に加え……
「僕、兄貴と同じ部屋で泊まりたいな~。いいでしょ?」
いつも以上に、グイグイ踏み込んでくる!
しかも、ひなたや西山たち演劇部の同じ場所で合宿していて、ハプニングや事件が起こる予感しかしない!?
日常から離れた旅行のなかで互いの気持ち、家族のこと。本音と過去が明らかになり、兄妹の距離がまた近付いていく…!
KADOKAWA「じつは義妹でした。3 ~最近できた義理の弟の距離感がやたら近いわけ~」
今回は家族旅行編! しかも温泉とくればハプニングの予感しかしないな!
確かにお約束って感じはするよね
そもそも義妹と同じ部屋であるからして……
えっ!?
最近兄妹になったばかりの男女(お年頃)が同部屋ってアブなくね?
それがすでにハプニングだよ!
「じつは義妹でした。3」の見所!
©白井ムク・千種みのり/KADOKAWA
②サービス満載の温泉旅行編、ありがとうございますっ!
③主人公が家族想いすぎて、株急上昇ストップ高!
見所① 初めての家族旅行……でも義妹様の猛プッシュが止まらない!
©白井ムク・千種みのり/KADOKAWA
今回は家族水入らずの温泉旅行編!
さすがに親の目があるから、義妹様のアプローチも少しは遠慮……する気がねェ!?
…………ますます義妹の猛プッシュが激しくなってますです、ハイ。
そもそも兄妹とはいえ、年頃の男女を同じ部屋に泊めちゃっていいんですか!?
こんなの腹ペコの狼と太った羊を一緒の檻に入れるようなものじゃないか!
……ちなみにどちらが狼or羊かはご想像にお任せします。
とりあえず、主人公の理性ってアダマンタイト並みに硬いなぁ。
好感度MAX状態の義妹(美少女)と同部屋とか……前世で世界でも救ったのかな?
救世主が行きつく先がここなの!?
見所② サービス満載の温泉旅行編、ありがとうございますっ!
©白井ムク・千種みのり/KADOKAWA
水着回と温泉回はフィクションのロマンなりィ!(異論は認める)
温泉旅行と聞いた時点で熟練(?)の読者はお察しだと思いますが、もちろんサービスシーン満載でございます。
しかも、たまたま合宿先がバッティングした演劇部の面々も加わって破壊力が倍率ドン!
晶推しやひなた推しだけでなく、マニアックな(失礼)西山部長推しも大満足ですね。
あ、我がサイトは健全だから際どい所はみせないよ?
小道具と謎の光は、絶妙に見えそうで見えなくするからな
その光はどこからやってくるの?
見所③ 主人公が家族想いすぎて、株急上昇ストップ高!
©白井ムク・千種みのり/KADOKAWA
3巻では「家族」が大きなテーマとなっています。
その中で主人公の幼少期のエピソードが出てくるのですが…………これがまたホロリとくるんですよ。
特に主人公(小学生)の「父さんが助けてくれたんだ」のくだりは、本当にアナタは小学生かと問いかけたい。
主人公が家族想いすぎて、株価急上昇のストップ高なんですが。
そりゃお義母さん感動するわ。ハグの一つや二つもするわ。
家族のために仕事を頑張る父、ちょっと天然で優しい義母、可愛くて小悪魔な義妹、そして家族想いな「俺」。
この家族、マジで最高じゃないか!
こんな家庭を持ちたい、と思えるほどの素晴らしい家族だな!
ラブコメもいいけど家族愛もいいね!
「じつは義妹でした。3」を楽しめるのはココ!
©白井ムク・千種みのり/KADOKAWA
ライトノベルを読む
ジャンル | 勘違いから始まる兄妹いちゃラブコメ |
作者 | 白井ムク |
イラスト | 千種みのり |
レーベル | ファンタジア文庫 |
出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年6月17日 |
まとめ
勘違いから始まる兄妹ラブコメ「じつは義妹でした。」の第3巻のレビューでした。
晶とのイチャイチャはいつも通りでしたが、主人公から見た「家族」をテーマにしたのは一味違う感じでしたね。
今までは主人公と父親の関係がドライに見える部分がありましたが、3巻を読んだら見方が全く変わりました。
小学生の息子にあんなこと言われたら泣く、絶対泣く。
ラブコメうんぬんよりも家族愛にホロリとくる一冊でした。
本筋のラブコメについても、もう一押しで陥落しそうな感は強くなりました。
上田兄妹の不穏な動向が気になりますし、久々にメンデルの法則のくだりも出てきたので、次回あたりストーリーが大きく動くかもしれませんね!
Enjoy “MUDA” Life!