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・あえて主人公が人間側じゃなくて魔王側が良い!
・ヒロインが育ちの良いお嬢様希望!(でも強い)
周りが優秀だと、なかなか自分の能力ってわかりづらいですよね?
例えば東大ではテストの順位が芳しくない人でも、地方の大学ならトップクラスということもあると思います。
今回レビューする「「無能はいらない」と言われたから絶縁してやった」の主人公がまさにソレ!
師匠たちからひたすら罵倒されてきた主人公が、無自覚に無双する話です!
目次
「「無能はいらない」と言われたから絶縁してやった」評価
©鬱沢色素・pupps/講談社
フハハハ、やたらマウントとってくる元同級生と縁を切ってやったぜ!
何でそんなテンション高いの……
フッ、漢(おとこ)とは孤独な生き物なのだよ
……言ってて哀しくない?
哀しいというより恥ずかしい……
そんな赤裸々に語らなくていいよ!
ぶんごの評価
総合評価 | C |
設定に目新しさが感じられなかったものの、今後の展開に期待したい作品でした。主人公の力の謎や、主人公の不在を知った後の魔王&四天王の行動など、2巻がどういった内容になるか楽しみです | |
ストーリー・設定 | ★★★★★(2/5) |
四天王に育てられた部分以外は、割とよくある無自覚最強主人公という内容でした。魔王が深く関わってきたときにどういったストーリーになっていくかに期待です | |
キャラクターの魅力度 | ★★★★★(3/5) |
個人的には人間側より魔王側の方が良いキャラが多かった印象です。カミラ以外の四天王もバンバン出番が増えてくれると嬉しいですね | |
イラスト | ★★★★★(3/5) |
何だろう……綺麗なイラストなのは間違いないけど、女性キャラのムッチムチ感がスゴイ。好き嫌いがハッキリ分かれそうなイラストです | |
文章 | ★★★★★(3/5) |
主人公が突然スイッチが入るので、やや置いてけぼりにされてしまいます。今後その謎が明らかにされるとは思いますが、1巻だけ見れば唐突に感じてしまいます | |
主人公の勘違い度 | ★★★★★(4/5) |
罵倒され虐げられてきたせいで、自分を雑魚と勘違いしている状態。少しずつ「あれ、実は俺強くね?」と勘づきつつある様子 | |
魔王の親バカ度 | ★★★★★(5/5) |
目に入れても痛くないレベルで主人公を溺愛する親バカ(幼女)。主人公が出て行ったので現在世界滅亡の危機 |
他の読者の評価
よくある無自覚最強ものだけど、普通に面白かった!
主人公を溺愛する魔王可愛い。カミラのキャラも良かった
設定がありがち。オリジナリティが薄い
魔王に溺愛されてる主人公が、何で城の雑務やってんの?
あらすじ
幼い頃に両親を亡くし、魔王に拾われた少年ブラッド。 彼は母親代わりの魔王から溺愛されて育った。
しかし魔王は忙しい。そのためブラッドは、 剣、魔法、治癒、支援――それぞれの魔王軍最強格の四天王に育てられた。
四天王たちの厳しい教育において、「無能」と蔑まれていたブラッドは、 魔王城を飛び出し、四天王たちと絶縁して冒険者になることにした。
しかし彼は気付いていなかった。最弱だと思っていた自分が、 常識基準では、十分最強で万能だったことということに。
「こいつ等はただのゴブリンじゃないのか?」 「これは正真正銘、ゴブリンキングですわ!」
そして彼は周囲から実力を認められていき、瞬く間に成り上がっていく――。
講談社ラノベ文庫「「無能はいらない」と言われたから絶縁してやった~最強の四天王に育てられた俺は、冒険者となり無双する~」
四天王たちのスパルタ教育に嫌気がさしたので家出してやったぜ!
家庭環境(?)がすごすぎる……
育ての母が魔王(幼女)だからなぁ
まず魔王(幼女)からツッコミどころ満載なんですけど
ラノベ界では割とよくある
……ソウデスカ
「「無能はいらない」と言われたから絶縁してやった」3つの魅力!
©鬱沢色素・pupps/講談社
②無自覚無双で頼られまくりのモテまくり!(呪)
③超親バカな魔王様が可愛すぎて萌え死ねる!
魅力① 魔王四天王のスパルタ教育(過小評価)で実は最強!
©鬱沢色素・pupps/講談社
幼い頃に両親を亡くした主人公の育ての親は何と魔王!
しかし魔王は多忙なので、代わりに魔王軍四天王からスパルタ教育を受けて育つことになるわけですね。
腕を切り飛ばされたり、毒で死にかけたり……あれ、スパルタ教育ってレベルじゃない?
それに加え、四天王から散々「無能」と蔑まれていた主人公は、とうとうブチ切れ&エスケープして人間の街で自由に生きていくことに。
無能と言われすぎて「俺YOEEE」と思い込んでる主人公ですが、実は「俺TUEEE」だったというのはお約束ですよね!
スパルタ教育って言葉がかなり過小評価に思えるよな
腕を切断される教育って何なの?
魅力② 無自覚無双で頼られまくりのモテまくり!(呪)
©鬱沢色素・pupps/講談社
無自覚最強な主人公は、これまた無自覚に功績を打ち立てていきます。
ゴブリンキングの群れを一掃したり、ゴブリンマスターを討伐したり……ゴブリン多いな。
そんなこんなのうちにギルドや同業者からは頼られ、さらには美少女たちからはモテていくわけです。
ハハハ、呪われちまいな!
……とまぁ、最強主人公のお約束としてモテイベント(&鈍感主人公)をきっちり搭載してるストーリーです!
両手に花……リアルに出来たら男冥利に尽きるだろうな
多分、大炎上するだろうけどね
魅力③ 超親バカな魔王様が可愛すぎて萌え死ねる!
©鬱沢色素・pupps/講談社
両親を亡くした主人公を拾い、親代わりとして育ててきた魔王ですが、これでもかというほど主人公を溺愛しています。
しかも見た目は完全に幼女。
魔王(幼女)が主人公を「ブラッドちゃん」と呼びながら甘やかす様子を想像するだけで……うーん、アウト!
しかし、主人公を溺愛する魔王は端から見てる分には正直萌え死にます。
主人公の不在を知ってしまった魔王が、今後どういった行動をとるのか非常に気になりますね!
フィクションじゃなかったら通報案件だったな……
善意で声をかけても通報される時代だからね!
「「無能はいらない」と言われたから絶縁してやった」を楽しめるのはココ!
©鬱沢色素・pupps/講談社
ライトノベルを読む
ジャンル | 無能と呼ばれた少年の逆転無双劇 |
作者 | 鬱沢色素 |
イラスト | pupps |
レーベル | Kラノベブックス |
出版社 | 講談社 |
発売日 | 2021年10月1日 |
「「無能はいらない」と言われたから絶縁してやった」が気になった方におススメ!
©左リュウ・mmu/アース・スターエンターテイメント ©岡沢 六十四・sage・ジョー/講談社 ©羽田遼亮・KUMA/双葉社
今回のおススメは「魔王軍に育てられた人間が主人公」の作品だ!
そんな特殊な主人公が何人もいるの!?
①人間だけど魔王軍四天王に育てられた俺は、魔王の娘に愛され支配属性の権能を与えられました。
あらすじ
魔族最強と称される四天王に拾われた人間の男の子。
彼はリオンと名づけられ四天王に愛情を注がれて育ち
人間でありながらも魔族の中で指折りの兵士になった!
そんな彼と幼馴染のように過ごしてきた
自由奔放な魔界の姫、アリシア。
ある日、父親である魔王に
「わたし、結婚するならリオンとしたいもの」
と言ってしまい大問題に…!?
親子喧嘩の末、リオンがアリシアの護衛をし、
とある学園で問題を解決出来たら、と許しをもらうがーー。
果たしてリオンは無事任務を遂行できるのか!?
そして、鈍感なリオンにアリシアの思いは届くのか…?
魔族に愛された青年と小悪魔なお姫様が送る
学園熱血ファンタジー、開演…!
アース・スターエンターテイメント「人間だけど魔王軍四天王に育てられた俺は、魔王の娘に愛され支配属性の権能を与えられました。1」
魔王軍四天王に育てられた上に、魔王の娘から惚れられてる罪な主人公はコチラです
魔王軍に馴染んでるってレベルじゃないね……
魔王の娘が可愛すぎて四天王なんてオマケだよな!
それ言っちゃダメなやつ!
②解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ
あらすじ
魔王軍でありながら魔法が使えない暗黒兵士ダリエルは、
才覚と行動力を武器に四天王補佐に上り詰め、辣腕を振るっていた。
だが四天王が代替わりした途端、ダリエルは軍を解雇されてしまう。
失意に暮れるダリエルだが、人間の村に辿り着き、
魔族には使えないはずの冒険者のスキルを開花させる!
「俺は……、人間だった?」
第二の人生をこの村で送ると決めたダリエルのもとに、
続々舞い込む依頼!トラブル!いちゃもん!決闘!!
天性のスキルと古巣で鍛えた調整力で、元・暗黒兵士がすっきり解決!
書き下ろしエピソードを加えて待望の書籍化!!
Kラノベ文庫「解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ」
元四天王の息子同然に育てられた主人公は有能だが、実の息子は絵に描いたようなダメ息子……
切なすぎるんですケド
そして補佐をさせるはずの息子本人が主人公を追放しちゃったという
うわー……ダメ息子
③魔王軍最強の魔術師は人間だった
あらすじ
魔王軍最強との呼び声高い、魔王軍第七軍団所属「不死旅団」。その団長を務める者の名をアイクという。絶大な魔術で敵をなぎ払うさまは、まさしく「魔物」。だが、アイクはある重大な秘密を隠していた。それは――「実は俺、人間なんだよね!」。魔王軍幹部として働くことになったアイク。だが、転生者は彼だけではなかった――!!
双葉社「魔王軍最強の魔術師は人間だった1」
正体を隠しながら魔王軍の幹部に上り詰めた主人公……まさに絶対にバレてはいけない魔王軍!
バレたらお尻叩かれるくらいじゃ済まないよね?
まぁこういうのって正体バレがお約束だけどな
ダメじゃん
まとめ
1巻を読んだ感想としては、よくある無自覚最強主人公が無双する作品という感じでしたね。
しかし主人公がパワーアップする謎や、主人公の不在を知った魔王がこれからどうするのかなど、今後の展開が気になる部分もかなりありました。
なので、この作品の真価は2巻以降に発揮されると思っています。
1巻だけなら少々物足りない評価になりますが、2巻以降のストーリーに期待です。
そしてカミラ以外の四天王や魔王の活躍にも期待したいですね!
Enjoy “MUDA” Life!