知ればもっと面白くなる!ライトノベル流行の変遷|2021年注目作品も!

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こんな読者におススメ
・ライトノベルの流行が知りたい!
・ライトノベルの過去の人気作が知りたい!
・これからどんなライトノベルが流行るか教えて!

 

「ライトノベル」というジャンルがいつ生まれたのか、ハッキリとしたことはわかりませんが、おおよそ1970年代中盤~後半と言われています。


歴史が浅いと言ってもすでに約半世紀、ここまで様々な流行り廃りがありました。


今の流行作品も面白いですが、かつて流行した作品を読んでみるとまた違った面白さを感じられます。


いちラノベ好きとしてはぜひ色んな時代の作品を読んでほしい!


今回の記事ではライトノベルの流行の変遷を追いかけるとともに、2020年代の流行を大胆予想してみたいと思います!

 

ライトノベルの流行の変遷を追いかけてみよう!

©高千穂遙・針井佑/講談社 ©笹本祐一/東京創元社 ©水野良・安田均/KADOKAWA ©神坂一・あらいずみるい/KADOKAWA
©谷川流・いとうのいぢ/KADOKAWA ©ヤマグチノボル・兎塚エイジ/KADOKAWA ©赤松中学・こぶいち/KADOKAWA
©平坂読・ブリキ/KADOKAWA ©丸山くがね・so-bin/KADOKAWA ©長月達平・大塚真一郎/KADOKAWA

 

ぶんご
ぶんご

ライトノベルの始まりは1970年代半ば~後半と言われている

ギャル美
ギャル美

へぇ~、意外と前からあるんだね!

ぶんご
ぶんご

わかりやすく言うとアーノルド・シュ〇ルツェネッガーが「世界で最も筋肉が発達した男」としてギネスブックに載ったくらいの時期だな

ギャル美
ギャル美

どこがわかりやすいの!?

ぶんご
ぶんご

ちなみに時期がはっきりしてないのはライトノベルのレーベルが創刊されたり、人気作家が登場した時期が70年代の半ば以降だったから、この時期が始まりとされているんだ

ギャル美
ギャル美

そうなんだ! ……でも、何十年も前って今の作品と全く作風が違うんじゃない?

ぶんご
ぶんご

その通り。実はライトノベルは年代ごとに流行のジャンルが大きく変化していて、その時代を反映しているんだ

ギャル美
ギャル美

そう言われると、どんな流行があったか気になるなぁ

ぶんご
ぶんご

じゃあ今回はライトノベルの流行の変遷を追いかけてみよう。流行をたどれば、より深くライトノベルを知ることができるぞ!

 

①1970年代~1980年代「SF最盛期」

©高千穂遙/スタジオぬえ・サンライズ

SF最盛期の特徴
①当時はまだ「ライトノベル」という名称はなかった!?
②ライトノベルと一般小説との明確な区別はない!
③アニメ化と言えば、劇場版かOVAが一般的だった!

 

ぶんご
ぶんご

ライトノベルが登場し始めた頃、まだ「ライトノベル」という名称は存在しなかったんだ

ギャル美
ギャル美

え、それじゃあ何て呼ばれてたの?

ぶんご
ぶんご

若者向けの小説として「ジュブナイル」「ヤングアダルト」と呼ばれることもあったが、ただのファンタジー小説やSF小説としてくくられることも多かったようだな

ギャル美
ギャル美

「ジュブナイル」って何かオシャレ!

 

1970年代~1980年代、まだ「ライトノベル」という名称がなかった時代、現代のライトノベルにあたる若者向けの小説はSF小説が全盛期でした。


有名作品としては「クラッシャージョウ」「妖精作戦」「ARIEL」など。


なぜこれほどSF作品が人気を博したのか……これは当時の流行を見れば明らかです。


1977~1983にかけて上映され社会現象にもなった「スターウォーズ」、この大ヒットは大衆文化に大きな影響を与えたと言われています。


日本のアニメ作品だと「宇宙戦艦ヤマト」(1974)、「銀河鉄道999」(1978)、「機動戦士ガンダム」(1979)、「超時空要塞マクロス」(1982)などなど


この頃の日本はまさに大宇宙時代!



世の中の娯楽作品がSFを中心に回っていたこの時代、若者向けの小説もSF作品に人気が集中したのは当然のことと言えるでしょう!

 

 

②1980年代後半~1990年代「ライトノベルはファンタジーが育てた」

©神坂一/KADOKAWA/テレビ東京

ファンタジー時代の特徴
①有名レーベルが続々創刊!
②現在のライトノベルに近い娯楽色の強い文章の作品が急増!
③90年代後半からラノベ作品のアニメ化ラッシュがスタート!

 

ぶんご
ぶんご

90年代はライトノベルが大躍進した時代! 特にファンタジー作品に大ヒットが続々登場したぞ!

ギャル美
ギャル美

もう絵からして全然違った感じになってるね

ぶんご
ぶんご

その通り! SF最盛期の頃は水彩画などの絵画手法が用いられていたが、90年頃になると人気漫画家が描いたり、アニメ塗りされたイラストが人気を博すようになったんだ

 

1980年代後半~1990年代といえば、ライトノベルの有名レーベルが続々と創刊されました。


創刊された主なレーベル

1988年  富士見ファンタジア文庫
1989年  角川スニーカー文庫
1993年  電撃文庫
1998年  ファミ通文庫


ライトノベル好きならだれもが知っているような有名どころばかりですね。


サッカーで言えば、鹿島アントラーズガンバ大阪のような存在(異論は認める)。


特に1986年に角川文庫で行われた「ファンタジーフェア」以降、ファンタジー人気が急上昇し、ミリオンセラーを記録するヒット作が次々と登場しました。


例えば和製ファンタジーの草分け的存在「ロードス島戦記」、ライトノベル史上最高傑作の一つと名高い「スレイヤーズ」、2020年にリメイク版アニメが放送された「魔術師オーフェン」など。


これらの作品は1990年代に続々アニメシリーズとしても放送され、一躍「ライトノベル」というジャンルが一般に広く知られるようになったのでした。

 

著者:神坂一 イラスト:あらいずみるい/KADOKAWA

 

③2000年代「アニメ化で人気大爆発!」

©谷川流/KADOKAWA/SOS団

アニメ化バブル時代の特徴
①萌え豚続出なメインヒロイン最強説!
②アニメの大ヒットによりライトノベル界にバブル到来!
③2000年代後半には1クールあたり2作以上がアニメ化!

 

ぶんご
ぶんご

2000年代はライトノベルのアニメ化バブル到来だ! 2008年には年間で18作品のアニメが放送されたぞ!

ギャル美
ギャル美

それまではどんな感じだったの?

ぶんご
ぶんご

80年代、90年代合わせてテレビシリーズは全19作品のみ。しかも「スレイヤーズ」だけで3期放送されているんだ

ギャル美
ギャル美

むしろスレイヤーズがスゴくない?

 

1980年代~1990年代にも増加したラノベレーベルですが、ライトノベルの人気の高まりで2000年代にはさらに多くのレーベルが創刊されました


創刊された主なレーベル

2006年  GA文庫、HJ文庫、講談社BOX
2007年  ガガガ文庫、ルルル文庫
2008年  一迅社文庫
2009年  スマッシュ文庫


これらのレーベルも近年、多くの人気作を生み出しています。


さらに、2000年代はアニメ化作品の増加から一気にライトノベルファンも増加しました。


代表的なものとしては「フルメタル・パニック!」「灼眼のシャナ」「ゼロの使い魔」などがありますが、特に最も大きく影響を及ぼしたものと言えば「涼宮ハルヒの憂鬱」ですね。


この作品はライトノベル界だけでなくアニメ界にも与えた影響が大きく、深夜アニメで初めて大ヒットした作品と言われています。


さらに東京アニメアワード(2017)では「日本のアニメーション史に残る100作品」の一つとして選出されており、この作品の登場からアニメ界においてもライトノベル作品が大注目されるようになったのは間違いないですね。


もう一つ、この頃の作品の大きな特徴として「人気作には人気ヒロインあり」ということが言えます!


「涼宮ハルヒの憂鬱」のハルヒ、「ゼロの使い魔」のルイズ、「とらドラ!」の大河などなど……などなど(大事な事なので二回言う)


アニメ化、そして萌えヒロインの存在によってライトノベルの人気は盤石なものとなりました。


そしてこれ以降、ライトノベルにおいて「萌え要素」という部分もさらに重要視されていくことになります。

 

著者:ヤマグチノボル イラスト:兎塚エイジ/KADOKAWA

 

④2010年代前半「ハーレム主人公が大増殖しましたw」

©弓弦イズル/KADOKAWA/Project IS ©弓弦イズル/オーバーラップ/Project IS

ハーレム主人公時代の特徴
①複数ヒロインはデフォルト!モテない主人公は主人公じゃない!?
②「笑える文章」が求められる時代に突入!
③一般小説のライトノベル化も進行!
 
ぶんご
ぶんご

2010年代前半はまさにハーレム時代!「主人公=たくさんのヒロインにモテて当たり前」な時代に突入したぞ

ギャル美
ギャル美

ハーレムねぇ……やっぱり男性はハーレムに憧れるのかな?

ぶんご
ぶんご

モテたいとは思うが、ハーレムとなると……上手くいく気が全くしないな

ギャル美
ギャル美

……まぁ、あくまでフィクションだもんね

 

2010年代前半はあちこちでハーレム主人公が増殖した、まさに「大ハーレム時代」


もはや「モテない主人公は主人公に非ず」と言わんばかりに、あらゆる主人公がモテまくる時代に突入しました。


私がモテなかったのは主人公にヒロインを独占されたせいですね(そんなわけがない)。


ハーレム主人公作品の有名どころとしては「緋弾のアリア」「インフィニット・ストラトス」「迷い猫オーバーラン!」などがあります。

 

著者:赤松中学 イラスト:こぶいち/KADOKAWA

 

この頃は同時に、ラブコメ要素に加えギャグ要素の強い作品の人気が高まった時期でもあります。


「バカとテストと召喚獣」「僕は友達が少ない」「のうりん」などの笑えるラブコメが人気を博しました。

 

 

これはあくまで個人的な意見ですが、この頃の日本は様々な出来事によって暗く落ち込んでいた時期でした。


だからこそ、娯楽として「何も考えず読んで笑える」ような作品が求められたのではないかと思うのです。


さらにこの頃には一般小説のライトノベル化も進んでおり、「ビブリア古書堂の事件手帖」「謎解きはディナーのあとで」のようなライトノベル的な表紙の一般小説を「ライト文芸」「キャラノベ」と呼ぶようになりました。


このライトノベルと一般小説の中間層に属するライト文芸は、それぞれの読者層の間を取り込むだけでなく、ラノベ作者または一般小説の作者が流れてくる層としても重要な役割を果たしています。

 

 

⑤2010年代後半「日本人はとりあえず異世界好きでしょ?」

©丸山くがね/KADOKAWA/オーバーロード製作委員会

異世界時代の特徴
①小説投稿サイトで人気の作品「なろう系」の席巻!
②死ねば異世界、目が覚めれば異世界、ゲームしてても異世界!
③時代が求めているのは「水戸黄門」!?
 
ぶんご
ぶんご

2010年代後半はとにかく「なろう系」の時代! 小説投稿サイトの作品が次々と書籍化&アニメ化されるようになったぞ

ギャル美
ギャル美

テレビにYouTuberが出てくるようになったのと似てるね

ぶんご
ぶんご

……確かに似てるな。そして「なろう系」で特に人気な「異世界」ジャンルの作品がライトノベル界を席巻したのが、この時代の特徴だ!

ギャル美
ギャル美

人気のジャンルがどんどんピンポイントになってる……

 

2010年代後半は「なろう系」、特に人気だった「異世界」ジャンルの作品がライトノベル界のトレンドとなりました。


2015年以降だけでアニメ化した異世界ジャンルのライトノベル(2期以降は省略)

2015 オーバーロード
2016 ①GATE
②この素晴らしい世界に祝福を!
③魔装学園H×H
2017 ①Re:ゼロから始める異世界生活
②異世界はスマートフォンとともに。
③異世界食堂
④ナイツ&マジック
⑤幼女戦記
2018 ①デスマーチからはじまる異世界狂想曲
②転生したらスライムだった件
③異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術
④百錬の覇王と聖約の戦乙女
2019 ①慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~
②本好きの下克上
③賢者の孫
④魔王様、リトライ!
⑤ありふれた職業で世界最強
⑥異世界チート魔術師
⑦私、能力値は平均値でって言ったよね!
⑧コップクラフト
⑨超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!
⑩盾の勇者の成り上がり

 

異世界ジャンルのライトノベルだけでこれだけあるんです!


しかし、気になるのは「何で異世界ジャンルがこれだけ人気が出たのか?」ということです。


これはあくまで予想ですが、異世界ジャンルのお約束、いわゆる「テンプレ」にあるのではないかということです。


異世界ものの主人公は大抵、何らかの特別な能力や知識を持っている、いわゆるチートキャラというものです。


彼らは異世界において初めから強者あるいは天才的な存在であって、かつその力を使って魔王を倒したり、ムカつく王様や貴族をぎゃふんと言わせていくのが「異世界あるある」です。


この構図ってどこかで見たことありませんか?


私はこれって「水戸黄門」「ドクターX」と同じ構図だと思うんですよね。


どんな悪人も裁かれる。絶対負けない。私、失敗しないので。


腹の立つ上司、好き勝手言ってくる先輩、議会で居眠りする議員など、物言いたくても言えないことがほとんどなのがリアルな世界です。


だからこそフィクションであっても、「絶対負けない」という安心感と「正義は勝つ」という勧善懲悪が求められているのではないかと思うわけです。

 

著者:伏瀬 イラスト:みっつばー/マイクロマガジン社

 

2020年以降の流行を大胆予想!

 

ぶんご
ぶんご

ここまでライトノベルの流行の変遷を見てきたけど、どうだった?

ギャル美
ギャル美

それぞれの年代に特色があって、面白かった!

ぶんご
ぶんご

そうだな。そして2020年以降も新しい特色が出てくるはずだから、今回はそれを予想してみよう!

ギャル美
ギャル美

そんなことができるの?

ぶんご
ぶんご

あくまで個人の予想だけどな。当たるかどうかはともかく、読者のみんながこれから買うライトノベルの選択にでも役立ててもらえば嬉しいな!

 

2020年代はズバリ「王道」!

 

ここまでは2010年代までのライトノベルの流行の変遷を辿ってきました。


なら2020年代に入った今、どんなライトノベルが流行るか?


ズバリ「王道」だと私は予想します!



その根拠として、ここ2018~2020年の「このライトノベルがすごい!」の受賞作品を見てみたいと思います。


文庫部門

2018 ①りゅうおうのおしごと!
②86
③Infinite Dendrogram
④月とライカと吸血姫
⑤ソードアート・オンライン
⑥ぼくたちのリメイク
⑦弱キャラ友崎くん
⑧ゲーマーズ!
⑨ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
⑩妹さえいればいい。
2019 ①錆喰いビスコ
②りゅうおうのおしごと!
弱キャラ友崎くん
④ひげを剃る。そして女子高生を拾う。
⑤86
⑥ようこそ実力至上主義の教室へ
⑦ぼくたちのリメイク
⑧三角の距離は限りないゼロ
⑨とある魔術の禁書目録
⑩ソードアート・オンライン
2020 ①七つの魔剣が支配する
②りゅうおうのおしごと!
③弱キャラ友崎くん
④ようこそ実力至上主義の教室へ
⑤幼なじみが絶対に負けないラブコメ
⑥「青春ブタ野郎」シリーズ
⑦継母の連れ子が元カノだった
⑧キミの忘れ方を教えて
⑨夏へのトンネル、さよならの出口
⑩お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件


単行本・ノベルズ部門

2018 ①本好きの下克上
②蜘蛛ですが、なにか?
③幼女戦記
④オーバーロード
⑤化物語
⑥転生したらスライムだった件
⑦無職転生
⑧横浜駅SF
⑨魔女の旅々
⑩うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。
2019 ①本好きの下克上
②海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと
③化物語
④オーバーロード
⑤転生したらスライムだった件
⑥魔女の旅々
⑦JKハルは異世界で娼婦になった
⑧無職転生
⑨スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました
⑩蜘蛛ですが、なにか?
2020 ①Unnamed Memory
②本好きの下克上
③陰の実力者になりたくて!
④無職転生
⑤リビルドワールド
⑥魔女の旅々
⑦転生したらスライムだった件
⑧乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です
⑨蜘蛛ですが、なにか?
⑩ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん

 

 

ぶっちゃけ「これ見て何がわかるの?」って思ったのではないでしょうか?


実はこれ、なかなか興味深い結果になっているんですよね。


特に面白いのが2020年の文庫部門。


青字のタイトル、これは全て「ラブコメまたは純愛メインの作品」のタイトルです。


前年までに比べて恋愛ジャンル」が占める割合が非常に高くなっていることが分かります。


単行本・ノベルズ部門の方は、ほとんどが「なろう系」という流れは変わらずなので、2020年代に入ってもしばらく「異世界ジャンル」が強いのは変わらないと思います。


しかし文庫、単行本ともにトップとなったのは異世界ジャンルではない、しかも王道ファンタジー作品ということは。


これは王道くるんじゃね?ってことです。


特にラブコメとファンタジー作品の王道が強そうですね。


そもそも最近はレコードやカセットが再注目されたり、写ルンですの人気が再燃したりと、「昔流行ったもの」が再流行する流れが出来つつあります。


もしかしたらそれはライトノベルに関しても同じで、「古き良き王道作品」を求めるのが最近の読者の心理なのかも知れませんね!

 

2020年代を先取れ!「王道作品」6選!

 

ここからは2020年代前半の今、読んでおくべき作品を紹介します。


今のうちに読んでおけば後々「やっぱり来た!」と言える……かもしれない作品なので、ぜひ読んでほしいと思います。


ファンタジー・恋愛各ジャンル3作品ずつピックアップしました!

 

王道ファンタジー① Unnamed Memory

 

ぶんご
ぶんご

「このライトノベルがすごい!2020」単行本・ノベルズ部門で1位に輝いた作品! 書籍化されたのは割と最近だが、書かれたのはそこそこ前なので知ってる人は知ってた王道ファンタジー作品だな

ギャル美
ギャル美

そういう作品が最近になって評価されるってすごいね!

 

王道ファンタジー② リビルドワールド

 

ぶんご
ぶんご

よくある中世風のファンタジーでなく、銃やサイボーグが出てくるサイエンス・ファンタジーだ。遺跡探索を巡る王道的なサクセスストーリーになってるぞ

ギャル美
ギャル美

ファンタジーってそういうパターンもあるんだ

 

王道ファンタジー③ 僕を成り上がらせようとする最強女師匠たちが育成方針を巡って修羅場

 

ぶんご
ぶんご

最下級職の無職になってしまった少年が、世界最強クラスの女師匠三人に育成されながら成り上がっていく話だな。熱血系が好きな人におススメだ

ギャル美
ギャル美

弟子と師匠のギャップがスゴイ

 

王道ラブコメ① お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件

 

ぶんご
ぶんご

「このライトノベルがすごい!2020」文庫部門で10位にランクインした注目作だな。一目惚れとかじゃなくて、少しずつ距離が縮まっていくというところが良い!

ギャル美
ギャル美

私もそっちの方が好きだなぁ

 

王道ラブコメ② 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん

 

ぶんご
ぶんご

ロシア語というスパイスを入れることで甘酸っぱさを強化している作品だ。ロシデレはもしかしたら流行語になるかもしれない

ギャル美
ギャル美

ツンデレを超えちゃうの!?

 

王道ラブコメ③ 友人に500円貸したら借金のカタに妹をよこしてきたのだけれど、俺は一体どうすればいいんだろう

 

ぶんご
ぶんご

親友に貸した500円のカタに、親友の妹が押し掛け女房的にやってくる話だ。ヒロインが完璧美少女と思いきや、実はそこそこポンコツというギャップが面白いぞ

ギャル美
ギャル美

そういう娘の方が親近感湧くよね!

 

まとめ

今回はライトノベルの流行の変遷についての記事でした。


これだけ長々と書いておいてなんですが、この記事の内容はあくまで私個人の考えであって、他にも様々な解釈があるでしょう。


しかし、そういった曖昧な部分も含めて楽しめるのがライトノベルだと私は考えています。


今回の記事を読んで、少しでも「なるほど」と思ってもらえたり、ライトノベルに興味を持ってもらえたら嬉しいですね。


私と一緒にライトノベルを楽しんでもらえる方、随時募集中です!


Enjoy “MUDA” Life!

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