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・やっぱチート主人公って最高だよね！
・勇者はクズであればあるほどイイ
・モテモテハーレムは漢（おとこ）のロマンです
突然ですが、いちいち上から目線で話をしてくる相手ってどう思いますか？
……ハッキリ言って私は苦手です。
そんな前置きで恐縮ですが、今回紹介する作品「勇者パーティーを追放された俺だが、俺から巣立ってくれたようで嬉しい。」の主人公は超ナチュラルな上から目線！
チートすぎるがゆえに許される……でもリアルには絶対関わりたくない！
この主人公、色んな意味でスゴすぎる。
目次
「勇者パーティーを追放された俺だが、俺から巣立ってくれたようで嬉しい。」評価
©初枝れんげ・柴乃櫂人／スクウェア・エニックス
いちいち上から目線で話してくる人って苦手だなぁ……
わかる！ 余計なお世話だって思うこと言ってくるよね
黙って話を聞いてるだけなのに「目が生意気」とか言ってくるんだよ
うわぁ……めんどくさい
次の日には名前も顔も忘れたけど
都合の良い記憶力だね！？
ぶんごの評価
| 総合評価 | C |
| ストーリーやキャラは悪くないのですが、設定の粗さなどで損をしている感じの作品。全体で見れば、それなりに面白いと思うんですけどね。個人的にはヒロインレースに重きを置いて読む方が面白いです | |
| ストーリー・設定 | ★★★★★（2／5） |
| 追放やハーレムなどのテンプレはしっかり押さえていて、ストーリー自体は悪くないと思います。しかし、割と設定がブレブレなので大ざっぱに読むのが吉 | |
| キャラクターの魅力度 | ★★★★★（3／5） |
| ヒロインは魅力的なキャラが多いと思います。個人的に好きなのはラッカライとローレライ。主人公と勇者たちは……うーん | |
| イラスト | ★★★★★（3／5） |
| カラーイラストとかでアリアケが剣を抜いてる絵が多いんだけど……ほとんど剣って使ってないような？ あ、イラスト自体は綺麗ですよ | |
| 文章 | ★★★★★（2／5） |
| 主人公が「君」と言ったり「お前」と言ったり、口調が定まらないのがちょっと気になるかなぁ。基本キャラ読みになるので、あんまり考えなくて良いと思いますけどね！ | |
| 主人公の上から目線度 | ★★★★★（4／5） |
| 超自画自賛で上から目線なんだけど、基本的に人は良い＆悪気がないのはわかるので☆４。たまに主人公の想定外が起こって慌てるのが面白い | |
| 勇者のゲス度 | ★★★★★（5／5） |
| 勇者なのにヘタな悪人よりもはるかにゲス。しかも、巻を重ねるごとにゲス度がパワーアップしてる。関係ないけど技名の厨二感がヤバイ | |
他の読者の評価
能ある鷹は爪を隠すタイプの俺TUEEEE作品。そういった本が好きならオススメ
ストーリーの展開は悪くはないし、キャラクターも魅力的
設定ぶれぶれ、キャラぶれぶれ
うーん、主人公が別にスキル名隠したりしていないのに気付かない元仲間ってなんだろうね
あらすじ
「お前は今日から勇者パーティーをクビだ！」
「馬鹿が、それは俺のセリフだ」
無能の荷物持ちのレッテルを貼られ、追放を言い渡されたアリアケ・ミハマ。
だが彼が隠し続けてきた正体は、全てのスキルが使用可能な《真の賢者》だった!?
神の命により無能な勇者たちのバックアップに徹していたが、その役目から解放され、彼は念願だった自由気ままな旅に出る。
サポートを失った勇者パーティーが壊滅する一方、ゴーレム、キングオーガと危険モンスターを軽々討伐しながら、のびのび暮らすアリアケだったが――
なぜか、勇者パーティーの聖女が追ってきて!?
SQEXノベル「勇者パーティーを追放された俺だが、俺から巣立ってくれたようで嬉しい。……なので大聖女、お前に追って来られては困るのだが？」
神から無能勇者のバックアップを頼まれていたけど、このたび晴れてパーティーを追放されました
いや、勇者ダメじゃん
もう自分たちだけでやれる、助けはいらないという勇者なりの卒業宣言なんだよ……
そうなの？ それならまぁ……
と、主人公が勘違いしたせいで、めでたく勇者たちは転落人生に一直線だ！
やっぱりダメだった！
「勇者パーティーを追放された俺だが、俺から巣立ってくれたようで嬉しい。」３つの魅力！
©初枝れんげ・柴乃櫂人／スクウェア・エニックス
②素晴らしきゲス。無能とは、こういう事だー！（ラ〇バ・ラル）
③魅力的なヒロイン達が心のオアシスすぎる……！
魅力① 神から選ばれし俺TUEEE！能ある鷹は爪を隠…せてない！？
©初枝れんげ・柴乃櫂人／スクウェア・エニックス
主人公は無能な荷物持ちと言われ、勇者パーティーを追放されてしまいます。
しかし、その正体は神様からの命により、勇者パーティー（無能）を後方支援によって支えてきた「真の賢者」！
それまで実力をひた隠しにしてき……てはないな、割とハッキリ言ってるぞ？
目立たず平穏に暮らしたいと言いつつも、（色んな意味で）規格外すぎて実力を隠せない主人公の、自由気ままに無双する旅に大注目！
自分が英雄という自覚があるから、ナチュラルに上から目線なんだなぁ
実力も実績もあるから反論しづらい……
魅力② 素晴らしきゲス。無能とは、こういう事だー！（ラ〇バ・ラル）
©初枝れんげ・柴乃櫂人／スクウェア・エニックス
主人公の後方支援によって、本来の実力よりも何倍もパワーアップしていた勇者たち。
それを知らずに主人公を追放したらどうなるか……まぁ、お察しですよね。
格下（と思ってる）に負けたり、仲間を見捨てたり、牢にぶち込まれたり……早い話が急転直下の転落人生です。
しかも毎回のように主人公にボコられておきながら、それでも主人公を「無能」と思い込んでる頭がまたスゴイ。
「勇者」の肩書以外は完全に悪党な、素晴らしきゲスであります。
毎回主人公にボコられても懲りない、まるでバイ〇ンマンのような鋼のメンタルだな
バ〇キンマンはまだ愛嬌があるけどね
魅力③ 魅力的なヒロイン達が心のオアシスすぎる……！
©初枝れんげ・柴乃櫂人／スクウェア・エニックス
ここまで感想を読んでくれた方はお察しでしょうが、主人公も勇者達も少々（？）クセが強いキャラをしてます。
クセの強いキャラは好みがはっきり分かれますが、苦手な人はとことん苦手だと思います。
そんな貴方の心のオアシスが魅力的なヒロイン勢！
基本的に全員性格が良いし、それぞれ個性があって素晴らしいです。
……メインヒロインが地面を素手で割れる大聖女というぶっ飛んだ個性だったりしますが。
ま、まぁそれを差し引いても可愛いヒロイン達ばかりなので、ぜひ自分の推しヒロインを見つけてみてください！（個人的にはラッカライ推し）
愛の深さとは地面を割った時の割れ具合のことだったのか……（混乱）
正気に戻って！？
「勇者パーティーを追放された俺だが、俺から巣立ってくれたようで嬉しい。」を楽しめるのはココ！
©初枝れんげ・柴乃櫂人／スクウェア・エニックス
ライトノベルを読む
| ジャンル | 超無双ファンタジー |
| 作者 | 初枝れんげ |
| イラスト | 柴乃櫂人 |
| レーベル | SQEXノベル |
| 出版社 | スクウェア・エニックス |
| 巻数 | ～4巻（2022年2月現在） |
コミック版を読む
| 漫画 | くりもとぴんこ |
| 原作 | 初枝れんげ |
| レーベル | ガンガンコミックスONLINE |
| 出版社 | スクウェア・エニックス |
| 巻数 | ～1巻（2022年2月現在） |
「勇者パーティーを追放された俺だが、俺から巣立ってくれたようで嬉しい。」が気になった方におススメ！
©風花風花・とーわ／KADOKAWA ©菱川さかく・だぶ竜／SBクリエイティブ ©epina・片倉響／KADOKAWA
今回のおススメは「後方支援がチートすぎる」作品！
主人公が前で戦うだけの時代は終わったんだね……
①世界最強の後衛～迷宮国の新人探索者～
あらすじ
元社畜アリヒトが転生先で就いた職業『後衛』は、攻撃＆防御支援、回復もこなせる万能の後衛職――さらに相手の後ろにいれば好感度が上昇していくオマケつき!? 仲間たちを支援して、アリヒトは序列を駆け上る！
KADOKAWA「世界最強の後衛～迷宮国の新人探索者～」
バス事故で転生した主人公が最強の「後衛」（職業）として迷宮に挑む話だな
「後衛」って職業なの？
攻撃、防御、回復、好感度上げまでこなす万能職だぞ
色々おかしいけど、特に最後がおかしい
②一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる
あらすじ
お前、最近何もやってないよな。ぶっちゃけもういらないんだ」
仲間のため必死に腕を磨き、パーティメンバーが少しでも傷つけば一瞬で治療、さらには皆が傷を負いにくいように防護魔法や能力強化魔法まで併用していた天才治癒師ゼノス。だが、その貢献を認めない仲間たちにより、彼は理不尽にパーティから追放された。
失意のゼノスは街中で大怪我をしたエルフの奴隷少女リリと出会い、その命を助けるが――
「私、生きてる……？ 絶対死んだと思ったのに」
「ははは、これくらいはかすり傷だろ」
「……すごいっ」
その出会いをきっかけに、ライセンスを持たない闇ヒーラーとして治療院をひらくことになったゼノス。弱きを助け、強き者からは大金をせしめる凄腕治癒師の噂は口コミで広がり、いつしか王宮にまで届くようになっていく！
一方、ゼノスが抜けたパーティは、優秀な治癒師が抜けたことで、満身創痍の状態にあった。でも、今さら戻ってこいと言われても、気にいらない相手からは高額の治療費を受け取るようにしたので……おたくら払えますか？
SBクリエイティブ「一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる」
どんなケガでも一瞬で治療してたら「俺らケガしないからお前イラネ」と追放されたというパターンだな
びっくりするくらい理不尽な理由だね
そもそも主人公の強化魔法でドラゴンが踏んでも大丈夫な体になってたんだけど
そりゃあケガなんかしないよね！
③俺の『全自動支援（フルオートバフ）』で仲間たちが世界最強
あらすじ
勇者パーティの荷物持ちをしていたスラッドは、ある日勇者に「サボってばかり」とクビにされてしまう。
ところが、役立たずと言われた彼は、『全自動支援（フルオートバフ）』――そこにいるだけで仲間の能力が上昇するというユニークスキルを持っていたのだった。
スラッドは昔行っていた冒険者稼業を再開するが、仲間のいない彼が単独活動をできるのにはある理由があった。それは、『全自動弱体化（フルオートデバフ）』――敵対する者の能力を著しく低下させるというもう一つのユニークスキル。スラッドは己のスキルを活かして、ギルドで出会った新米冒険者のエルフと、のんびり楽しい冒険者生活を始めるのだった。
一方、スラッドを失った勇者パーティは苦戦を強いられ、彼を独断でクビにした勇者を見限った『義賊』『魔女』『聖女』のメンバーがスラッドと合流して――!?
無敵の一般人が、最強の仲間たちと往く！ 無自覚英雄譚、ここに開幕!!
KADOKAWA「俺の『全自動支援（フルオートバフ）』で仲間たちが世界最強～そこにいるだけ無自覚無双～１」
そこにいるだけで味方を強く＆敵を弱くする、まさにチートな後方支援！
それはチートじゃなくて理不尽って言うんだと思う
こうか そのうちあいてはしぬ（衰弱死）
怖っ！？
まとめ
結局のところ、読者が主人公のキャラを受け入れられるかどうかで、作品に対する評価が変わってくると思います。
ストーリー自体は、追放や俺TUEEE、ハーレムなどの人気のテンプレを抑えているので、ベタな展開が好きな人はそれなりに楽しく読めると思います。
自分に合うキャラなのかそうでないのか、一度試し読みしたり「小説家になろう」で読んでみるのも良いと思います。
私は、主人公がどうというよりはヒロインレースを楽しんでますけどね！
Enjoy “MUDA” Life!
