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・人外ヒロイン(強い)に溺愛されたい!
・可愛いは正義!可愛いければ全てが許される!
・ほのぼのスローライフ?そんなことよりもっと血を見せろヨォ!
すっごい個人的な話ですが、私はB級ホラー映画も結構好きなんですよね。
あのツッコミどころ満載の感じが妙にクセになるというか、たまにチープなもの食べたくなる感覚というか……。
B級ホラーあるある「やたらとスプラッタや残虐なシーンを入れたがる」
そんな前置きで始まる今回のレビューは「残虐すぎる異世界でも鈴木は可愛い」!
残虐すぎるって言いすぎ……じゃない!?
目次
「残虐すぎる異世界でも鈴木は可愛い」評価
©土日月・大熊猫介/KADOKAWA
実は俺、B級ホラー映画も結構好きなんだよ
私そういうの全くダメだなぁ
B級ホラーって日本のホラーと違って、スプラッタとか残虐シーン頼みっていうか
うわぁ……そういうのよく見られるよね
無駄にバリエーション増やしすぎてて、むしろ草生えるというか
この人ヤバイ
ぶんごの評価
総合評価 | B |
さすが「慎重勇者」の作者、ギャグとシリアスの落差がヒドイ(ホメ言葉)。慎重勇者でもそうでしたが、本当に容赦ないストーリーを書きますね……。設定は面白いと思いますが、次々と迫りくる理不尽描写に、読者が耐えられるかどうかが評価の分かれ目 | |
ストーリー・設定 | ★★★★★(3/5) |
異世界転生ものにしては珍しいくらいのハードな世界観。その中で「可愛さチート」で無双するという設定はなかなかに斬新。ただ、本当に容赦なく人が死んでいくので、苦手な人はとことん苦手な作風だと思います | |
キャラクターの魅力度 | ★★★★★(3/5) |
基本的に魔王軍側のキャラはほぼぶっ飛んでます。特にセルフィナノがヤバイ……というかむしろ危ない。同作者の「慎重勇者」のミティスなみに良い子は見ちゃダメなレベルだったヨ | |
イラスト | ★★★★★(4/5) |
とても綺麗なイラストかつ、女性キャラが肉感的に描かれていてぶっちゃけエロい。もっと色んなキャラを描いてほしい気持ちはありますが、そこは続きに期待 | |
文章 | ★★★★★(3/5) |
シリアスな場面とギャグとの落差がえげつない。なまじ残虐性のある場面を淡々と書いてあるところが、逆に異常な世界観を強調しています。ギャグシーンはやりすぎなくらいの悪ふざけなのに…… | |
異世界の残虐度 | ★★★★★(5/5) |
ケン〇ロウもびっくりの世紀末っぷり。他の作者なら死なないであろうキャラも容赦なくKILLする作者ハンパないわぁ | |
主人公の可愛さ(魔物限定) | 理性崩壊レベル |
女神からのチート「現地の種族から愛される力」のせいで、魔物たちの理性が絶賛崩壊中。特にセルフィナノ。別に放送禁止用語を言ってるわけでもないけど18禁指定にしたい |
他の読者の評価
笑えたり、シリアスあったりで、読んだあと満足できました。特に笑いの部分は大きくて、かなり楽しめた
可愛い男の子と残虐すぎる異世界という今までにない設定が面白い!
シビアさとコメディが同居した空気感も好みは出そうだが魅力的だし、話のテンポも良い。もっと評価されて良い作品
何このツンデレ達可愛すぎるってくらい分かりやすい。口絵も挿絵も魅力的でどれも素敵でした
「残虐すぎる」に合わせたのは分かるけど、意味なくキャラを殺しすぎてて気分が悪い
作品としては良かったのですが、土日月先生の作品に求めていたコミカルな掛け合いが少なく、笑えない程人死にが出る殺伐感が求めていたものとは少し違ったかもしれません
あらすじ
異世界でほのぼのスローライフ生活を夢見る少年・鈴木隆(すずきたかし)。
可愛い動物を飼い慣らすべく『現地の種族から無条件に愛される』チート能力を手に異世界転生……と思いきや転生先は、残虐な魔族たちに支配された処刑・拷問・略奪、何でもありの血生臭い世紀末世界で――!?
己の武器は最強無敵の“可愛さ”のみ。
魔族に取り入り血と暴力に満ちた世界を変革せよ!
KADOKAWA「残虐すぎる異世界でも鈴木は可愛い」
「可愛さ」チートで、残虐すぎる異世界の変革を目指します!
……ツッコミどころが多すぎるんだけど、とりあえず「可愛さ」チートって何?
可愛さだけで現地の種族から溺愛されまくるチート能力だ
あざとさ全開だね
ただし魔族(好物は人間)に限る
怖すぎる!
「残虐すぎる異世界でも鈴木は可愛い」3つの魅力!
©土日月・大熊猫介/KADOKAWA
②世紀末な世界を「可愛い」で無双する!(できるのか?)
③鬱⇔ギャグの振れ幅がヒドすぎて感情が死ぬ!
魅力① 「残虐すぎる」は言いすぎ……じゃなかった!?(作者は鬼畜)
©土日月・大熊猫介/KADOKAWA
タイトルが「残虐すぎる異世界でも鈴木は可愛い」というトリッキーな本作。
しかし「残虐すぎる~」って大げさなんじゃないのォ?…………そう思っていた時期が私にもありました。
本当に残虐だよ、この世界!
このキャラをこの場面で殺しちゃう!?っていうくらいアッサリご退場させるし。
人の扱いが奴隷というかむしろ家畜というか、普通に屋台で料理(原材料=人間)売ってるし。
……あれ、そう考えると家畜を食べる私達ってめっちゃ残酷じゃね?(錯乱中)
つまりは人間が諸悪の根源ということか(結論)
まだ錯乱してるね
魅力② 世紀末な世界を「可愛い」で無双する!(できるのか?)
©土日月・大熊猫介/KADOKAWA
異世界転生と言えば、神様からチート能力を与えられるのはお約束ですよね。
そして鈴木(主人公)が与えられたチートは「現地種族から無条件に愛される能力」!
要するに「鈴木は可愛い」ってことですね(結論)。
魔族が支配し、人間が虐げられている世界を、鈴木は「可愛さ」だけで渡り歩いていきます。
……言葉にすると本当に意味わからんけどね。
「可愛さ」だけで異世界改革を目指す鈴木をみんなで応援しようぜ!
改革できる気が微塵もしない……
魅力③ 鬱⇔ギャグの振れ幅がヒドすぎて感情が死ぬ!
©土日月・大熊猫介/KADOKAWA
残虐すぎる鬱展開があるかと思えば、まさかの腹筋崩壊なギャグシーンもぶっこんでくるこの作品。
さすが「慎重勇者」の作者……キャラの使い方がヒドイ(笑)
慎重勇者でもヒロインですら変顔させたり片〇放り出させたり、やりたい放題だったもんなぁ……。
鬱展開→ギャグ→鬱展開→ギャグ→……(ループ再生)
感情が死ぬわ!
※この作品を読むときは感情の急激な上げ下げにご注意ください。
そもそも登場人物が情緒不安定なキャラばかりだからな
大丈夫、この世界?
「残虐すぎる異世界でも鈴木は可愛い」を楽しめるのはココ!
©土日月・大熊猫介/KADOKAWA
ライトノベルを読む
ジャンル | 可愛さだけで異世界変革ファンタジー(仮) |
作者 | 土日月 |
イラスト | 大熊猫介 |
レーベル | 電撃の新文芸 |
出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年3月17日 |
「残虐すぎる異世界でも鈴木は可愛い」が気になった方におススメ!
©蝸牛くも・神奈月昇/SBクリエイティブ ©東出祐一郎・品川宏樹/小学館 ©忍野佐輔・大熊まい/KADOKAWA
今回のおススメはテンション爆下げ「残酷描写な多め」の作品!
そのおススメの仕方はどうなの?
①ゴブリンスレイヤー
あらすじ
「俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ」
その辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで銀等級(序列三位)にまで上り詰めた稀有な存在がいるという……。
冒険者になって、はじめて組んだパーティがピンチとなった女神官。それを助けた者こそ、ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だった。
彼は手段を選ばず、手間を惜しまずゴブリンだけを退治していく。そんな彼に振り回される女神官、感謝する受付嬢、彼を待つ幼馴染の牛飼 娘。そんな中、彼の噂を聞き、森人(エルフ)の少女が依頼に現れた――。
圧倒的人気のWeb作品が、ついに書籍化! 蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー、開幕!
SBクリエイティブ「ゴブリンスレイヤー」
1話から衝撃を受けた残酷描写のオンパレード!……よくアニメ化したよなぁ
アニメ化もしてるの!?
何なら劇場版もあるぞ
製作陣スゴイ
②ケモノガリ
あらすじ
何もかもが平凡な少年。だが誰にでも一つくらいは取り得がある。彼の場合はそれが「殺人」だった――。東欧小国で修学旅行中のバスが拉致された。犯行グループは財閥の好事家たちによる「狩猟クラブ」。GPSを埋め込まれ、廃墟の街を逃げまどう生徒たち。「人間狩り」のゲームが始まる。しかしその時、誰も予期せぬトラブルが起こった。赤神楼樹の才能が、極限状況下で開花してしまったのだ。赤神の鎖が解かれる……逆転するゲーム。ゲームをさらに盛り上げるため、続々と放たれる娯楽提供者……ガスマスクを着用した毒薬使いの黒ドレスの女。ホッケーマスクのシリアルキラー。無惨に散る「ケモノ」は、果たしてどっちだ――?
小学館「ケモノガリ」
楽しい楽しい修学旅行のはずが、恐ろしい「人間狩り」ゲームに巻き込まれる話だな
本当に恐ろしいんだけど……
③武装メイドに魔法は要らない
あらすじ
元・民兵の仲村マリナは転生した異世界で、公女エリザベートのメイドとなる。命を狙われるエリザを護るため、魔法の力で現代兵器を召喚する能力を得たマリナ。強大な魔法に武装メイドは銃火をもって立ち向かう!
KADOKAWA「武装メイドに魔法は要らない」
残虐描写もさることながら、精神的にクるシーンも結構あるぞ!
そんな軽いノリで言うことじゃないよね?
まとめ
「残虐すぎる異世界でも鈴木は可愛い」のレビュー記事でした。
さすが土日月氏らしさ全開の、王道を行かないトリッキーな作品でしたね。
異世界を「可愛さ」だけで乗り切るという斬新さもさることながら、タイトル通りの「残虐さ」も際立っていましたね。
この二つの相容れなそうな要素を一つの内容にまとめてしまったのは、さすがとしか言いようがありません。
……まぁ、その分読者の感情がついて行けなくなりそうですが。
ただ、「残虐さ」もこの作品の一つのテーマであるので、読者の中には受け入れられない人も一定数いると思います。
万人受けを狙わない感じ……嫌いじゃないヨ。
なかなか先の展開が読めない作品なので、次回どのような展開になっていくのか楽しみですね!
Enjoy “MUDA” Life!