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かなりおススメ
原作にないパロディネタが面白い!
ラノベ好きがラノベ原作の漫画をレビューする第4弾「蜘蛛ですが、なにか?」!
このコミカライズの特徴は何といっても、原作にはないパロディネタ!
ストーリーこそ原作と同じですが、蜘蛛子(主人公)がより活き活きとしてますね。
目次
あらすじ
女子高生だった私が目覚めると…何故か異世界で「蜘蛛」に転生していた! 種族底辺の蜘蛛として迷い込んだ先は毒ガエル・大蛇・果ては龍も跋扈する最悪ダンジョン!?メンタル最強女子が生き抜く迷宮生存戦略!!
KADOKAWA「蜘蛛ですが、なにか? (1)」

カドカワBOOKSの人気作品「蜘蛛ですが、なにか?」のコミカライズだ!

蜘蛛に転生とか……私なら耐えられないなぁ

文字通り弱肉強食のサバイバルだからな

女子高生(中身)にはハードすぎでしょ

生きるためなら兄弟(蜘蛛)、毒ガエル、ムカデ、何でも食う最強メンタルだぞ

無理無理無理無理!
「蜘蛛ですが、なにか?」コミカライズ評価
総合評価 | ★★★★★(4/5) |
ストーリー・設定 | ★★★★★(3/5) |
作画 | ★★★★★(2/5) |
オリジナリティ | ★★★★★(4/5) |
原作へのリスペクト | ★★★★★(4/5) |
①ストーリー・設定:☆☆☆★★(3/5)
©馬場翁・かかし朝浩/KADOKAWA
ストーリーの流れはほぼ原作通りですが、シーンが割愛されていたり、セリフが変わっていたりします。
原作の方がちょっと重い感じがあるので、気軽に読みたい人は漫画版の方がおススメかな?
まぁ漫画版からハマった人でも、原作はぜひ読んで欲しいですけどね!
意外とストーリーが複雑なので、漫画版だけだと完全には描き切れないんですよ……。

ぶっちゃけ原作の情報量が多すぎて、漫画だとキャパオーバーな気がしないでもない

漫画担当の人、大変だね……
②作画:☆☆★★★(2/5)
©馬場翁・かかし朝浩/KADOKAWA
蜘蛛子のデザインが原作やアニメと全く違いますが、個人的には結構好きです。
その代わり、人物の作画に関しては原作よりも劣るかなぁ。
特に白ちゃんの作画がね……原作のイラストが美人さんなだけにハードルが上がりまくってるところはありますが。
「白ちゃん」については盛大なネタバレになるから、原作6巻とかコミック11巻とかその辺を読んでくれぃ!

原作読んだ人間がビジュアルの期待値を上げに上げまくってる説

プレッシャーがすごい
③オリジナリティ:☆☆☆☆★(4/5)
©馬場翁・かかし朝浩/KADOKAWA
何というか……パロディネタがひどい(ホメ言葉)。
原作ではやらないようなネタをバシバシ放り込んできます、いいぞもっとやれ。
それでいてストーリーの流れは崩さないあたり、かかし朝浩さん(漫画担当)が見事としか言いようがないですね!
……まぁパロディを「オリジナリティ」と言うべきかどうか悩ましいですが。
それはともかく、元ネタを知ってると思わず笑っちゃうパロネタ満載なので、何のパロディか気にしながら読んでみてください!

海原〇山ネタが使える……つまりこれはグルメ漫画!(嘘)

あらすじのくだりでゲテモノしか出てなかったじゃん
④原作へのリスペクト:☆☆☆☆★(4/5)
©馬場翁・かかし朝浩/KADOKAWA
漫画版「蜘蛛ですが」の特徴って、パロディネタもありますが、何よりも蜘蛛子が表情豊かなんですよね。
原作やアニメでも色々表情を見せますが、漫画版は当社比200%と言っていいくらい様々な表情があります。
ほら上を見てごらん、主人公(中身=女子高生)がやっちゃいけない顔してるだろ?
何よりすごいのは、これだけやりたい放題なのに蜘蛛子のイメージを壊してないところですね。
これはちゃんと原作を理解してないと描けない……素晴らしきリスペクトです!

画像は「こんにちは!!死ね!!」のシーンと迷ったんだが……

中身女子高生が言っちゃいけないセリフだと思う
「蜘蛛ですが、なにか?」を楽しめるのはココ!
©馬場翁・かかし朝浩/KADOKAWA
コミック版を読む
漫画 | かかし朝浩 |
原作 | 馬場翁 |
レーベル | 角川コミックス・エース |
出版社 | KADOKAWA |
巻数 | ~13巻(2023年10月現在) |
原作ライトノベルを読む
作者 | 馬場翁 |
イラスト | 輝竜司 |
レーベル | カドカワBOOKS |
出版社 | KADOKAWA |
巻数 | 全16巻 |
アニメを観る
まとめ
ラノベ原作漫画のレビュー記事第4弾「蜘蛛ですが、なにか?」でした。
海〇雄山ネタについてはチラッと触れましたが、本編中にはまだまだ多くのパロディネタが溢れています。
原作にはないネタばかりなので、原作を読んだ人でも読んでいない人も楽しめる作品です。
単なる私TUEEE!じゃない、努力と根性と愛嬌で突き進む蜘蛛子の活躍を漫画でも原作でもいいので、一度読んでみてください!
でも、「蜘蛛ですが、なにか?」の世界を十二分に楽しみたいなら原作読もうね(笑)
Enjoy “MUDA” Life!