↓1巻のレビュー記事はコチラ↓

他力本願がモットーな主人公の作品「人脈チートで始める人任せ英雄譚」
2021年11月17日に発売された第2巻の評価&レビュー記事です。
1巻でも人脈の強さを見せつけた主人公ですが、2巻ではさらにスゴイ人脈の使い方を見せつけますよ!
こ、これが人脈の使い方か……!(絶対無理)
目次
「人脈チートで始める人任せ英雄譚2」評価
©坂石遊作・Noy/KADOKAWA

人脈ってどうやって作ればいいんだろうか……

うーん……少なくとも自分から作りに行かないとダメじゃない?

人見知り&口下手の俺には、なかなか厳しいハードルだな

よくそれで人脈作りたいなんて言いだしたね……

いやぁ、人脈が向こうからやってこないかなぁと思って

来たとしてもスルーされるよ
筆者の評価
総合評価 | B |
「変幻王」が登場したり、主人公の人脈作りの凄さが発揮されたり、主人公に関しては1巻よりさらに良かったです。3巻以降は徐々に舞台が移っていきそうなので、今後の展開に期待です | |
ストーリー・設定 | ★★★★★(3/5) |
勇者選抜試験でもネットの人脈が、上手く活かされていて良かったですが、ロイドたちが全く出てこなかったのがちょっと寂しかったですね | |
新キャラの魅力度 | ★★★★★(3/5) |
2巻の中心となった新キャラのアリスとセレンですが、アリスは登場機会が多そうなのでこれからに期待。セレンは心変わりまでの流れが急展開すぎてちょっと?でした | |
イラスト | ★★★★★(4/5) |
イラスト自体は相変わらず綺麗ですが、変幻王は謎の存在なんだから仮面は顔全体を覆うタイプで良かったんじゃないかなぁと思ってみたり…… | |
文章 | ★★★★★(3/5) |
坂石遊作さんらしい安定の文章。ちょっと厨二チックなところが相変わらずクセになります | |
前巻までとの比較 | ★★★★★(3/5) |
2巻は主人公の人脈の使い方がさらにパワーアップした感じが良かったです。ただ個人的に新キャラがハマらなかったので、トータルで1巻と同じくらいの評価 |
他の読者の評価

1巻では微妙だったけど、今回は題名通りの人脈チートだった

変幻王ヤベェ……。敵が可哀想すぎた

直前まで反発してたセレンが改心した流れがよくわからん

冒険者たちが主人公の依頼を受ける理由が薄すぎる
2巻のあらすじ
勇者パーティを追放され、大国であるエーヌビディア王国を訪れたネット。
王女ルシラと側近の騎士メイルと出会い、持ち前の人脈を駆使して国の一大事を切り抜けると、ここでも大きな人脈を得たネットは、エーヌビディア王国で開催される勇者パーティ選抜試験への協力を求められる。
久々に開催される試験には国内外の有力者が集まり、ネットの試験官としての能力にも期待がかかる。
一次試験の面接、二次試験のバトルロイヤルへと試験は進んでいくが、その裏で暗躍する勢力も現れ、ネットも警戒をするのだが──
「流通の支配人を頼ってみた。流石に情報はどれも正確だったな」
と、相変わらずの他力本願チートであっさり解決してみせる。
しかし、勇者候補の中にも不穏な気配があり──。
KADOKAWA「人脈チートで始める人任せ英雄譚2」

今回は勇者パーティ選抜試験に試験官として参加するぞ!

今や勇者になるためには試験が必要なのか……

一次試験は面接です

完全に就活じゃん!

当然、この試験でも主人公の人脈をフルに活用だ!

もう主人公が勇者を集めればいいんじゃない?
「人脈チートで始める人任せ英雄譚2」の見所!
©坂石遊作・Noy/KADOKAWA
②主人公監修・大波乱の勇者パーティ選抜試験!
③ついに出た!これが伝説の「変幻王」!
見所① 主人公の人脈がスゴ過ぎてマジで世界獲れるんじゃね?
©坂石遊作・Noy/KADOKAWA
主人公・ネットの唯一にして最大の武器と言えば何といっても「人脈」!
1巻でも他国の貴族や賢者などとの繋がりを見せたネットですが、今回もそれを上回る人脈を見せつけてくれます。
あらゆる嘘を見破る少女や他国の勇者、果てには闇ギルドのリーダーまで……。
もはや紹介される人材のレベルがおかしすぎて、超エリートしか派遣してこない派遣会社みたいになってますw
…………個人的な関係なんですけどね。

人脈を一カ所に集めたら世界征服イケるんじゃないかな?

あながち冗談に聞こえないのがコワイ……
見所② 主人公監修・大波乱の勇者パーティ選抜試験!
©坂石遊作・Noy/KADOKAWA
1巻で毒魔龍の討伐に成功した王国ですが、ついに魔王討伐のための勇者パーティ選抜試験を開催することを決定します。
主人公・ネットは王女の依頼でその試験内容の監修&試験官を務めることに。
そしてこういう作品のお約束ですが、有力な候補はほぼ変なのかヤバいのばかりです。
コミュ障とか、一匹狼とか……。
果たしてどの変人(失礼)が勇者の座を勝ち取るのか、2巻の中心となる話なので注目です!

ストーリーの中心になる勇者候補だから、キャラが立ってないといけないよな

そんな正論は聞きたくなかった
見所③ ついに出た!これが伝説の「変幻王」!
©坂石遊作・Noy/KADOKAWA
1巻では主人公・ネットの正体が世界最強のパーティ「七耀の流星団」のリーダー、通称「変幻王」であることが明らかになりました。
依頼の内容によって最適な能力を持った人材が「変幻王」になるというラノベ界では斬新なシステム。
もはや依頼に合わせて各ジャンルのプロフェッショナルを派遣する派遣会社!(個人経営)
1巻ではあくまで変幻王の正体が明らかになるだけでしたが、2巻ではついにその姿を現します。
ネットが一体どうやって「変幻王」を使いこなしているのか、これは必見です!
でも正直、仮面姿はダセェ……

画像は仮面の忍者赤影(1966年)じゃないぞ!

ネタが古すぎない!?
「人脈チートで始める人任せ英雄譚2」を楽しめるのはココ!
©坂石遊作・Noy/KADOKAWA
ライトノベルを読む
ジャンル | 世界の裏から暗躍する爽快ファンタジー |
作者 | 坂石遊作 |
イラスト | Noy |
レーベル | 電撃の新文芸 |
出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 2021年11月17日 |
まとめ
主人公が人脈を武器に暗躍(?)する作品「人脈チートで始める人任せ英雄譚」2巻のレビューでした。
2巻で一番変化したのは、あの長ったらしいサブタイトルが取れたことですね(笑)
主人公の人脈チートに関しては、1巻よりもチートらしくなっていて良かったと思います。
しかし、新キャラについては1巻登場のキャラが魅力的だったこともあり、ちょっと物足りなく感じました。
アリスは3巻以降も出番が多そうですし、セレンの再登場もあり得るので今後に期待したいところですね。
これからストーリーが国外に移っていきそうな感じがあるので、3巻以降どうなっていくのか今からすでに楽しみです!
Enjoy "MUDA" Life!