この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
・両片想い系のじれったさがたまらなく好きです!
・友達と思ってた異性にドキッとする瞬間ってあるよね?
・「もうお前ら結婚しろw」と文句言いながら読むのがオツなんだよ(特殊)
「ラブコメ」において、ヒロインとの関係性は大きな特色の一つですよね。
幼馴染、ただの同級生、高嶺の花など……。
今回紹介する「親友歴五年、今さら君に惚れたなんて言えない。」は、親友から始まる両片想いラブコメ!
ある日突然、ゼロ距離の親友に恋してしまったら……うーむ、じれったい!
目次
「親友歴五年、今さら君に惚れたなんて言えない。」評価
©三上こた・垂狼/KADOKAWA
よく「男女の友情は成立しない」と聞くが、どう思う?
私はそんなことないと思うけどなぁ
だが、自分は友達と思っていても向こうは違うんじゃないか?
うーん……ぶんごさんはそうなの?
異性どころか同性の友達もほぼいないからわからん
泣ける
ぶんごの評価
総合評価 | B |
「女友達」と「両片想い」の組み合わせはとても相性が良いですね。ただ、内容としては王道の基本形という感じなので、同じジャンルの作品が多い中でもう少し独自性が欲しいかな? それでも、王道ラブコメが好きな読者には十分楽しめる作品だと思います | |
ストーリー・設定 | ★★★★★(3/5) |
ストーリーとしては両片想いラブコメの王道といった感じですね。メイン二人の距離感がとても良いと思います。ただ、王道すぎて同ジャンルの中では突き抜けないかも? | |
キャラクターの魅力度 | ★★★★★(4/5) |
主人公とヒロインが良いコンビですね。ヒロインが可愛すぎて、こんな女友達いたら5年も要らずに一瞬で惚れるわwメイン二人の友人キャラも性格が良いので安心して読めますね | |
イラスト | ★★★★★(3/5) |
キャラデザがとても可愛いですね。ただ、髪が短い時のヒロインの方が好きって人もかなりいそうだなぁ…… | |
文章 | ★★★★★(3/5) |
キャラ同士の掛け合いがとても楽しく、テンポも良いのでサクサクと読めてしまいますね。二人の目線が交互に入れ替わっていく構成も、両片想いの定番「会話のズレ」がより楽しめて良かったと思います | |
読者目線のじれったさ | ★★★★★(5/5) |
どちらかがアクションを起こすだけでゴールインしそうなくらい相性バツグンなのに、無駄に同じところをグルグル回っている感じがまさにじれったい! 友人二人の苦悩(?)が偲ばれる…… | |
同級生目線のリア充度 | 爆発級 |
もし私が二人の同級生だったら「イチャイチャしやがって!」とか「リア充爆発しろ!」って思うわ。しかも、実は付き合ってないとか言われた日には……フフフ(意味深) |
他の読者の評価
糖分たっぷりとても満足感あるラブコメでした! 距離感は完璧に恋人のそれなのに、お互いがお互いを思いやっているからこそあと一歩は踏み出せない。 この焦れ焦れ感がたまらなく好きです
むずがゆくなってくるような両片思い。負けヒロインは存在しないので思い切りニヤニヤを楽しめた
メイン二人のやってた野球&ソフトボールになぞらえて章立てを表裏にして視点を入れ替えていく構成も面白い
両想いの男女が親友でいる時間が長いため、中々踏み込めない2人の葛藤が良かったです。軽快な会話劇やフランクな関係性が良くて、一気読みしやすい
両者の視点から描かれることで、二人の気持ちが読者には開示されているため、ある種安心してみていられるのは嬉しい仕掛けだった
ある程度同じ系統の作品を読み慣れている読者にはやや王道感を感じすぎる構成は少し勿体ない
悪くない…むしろ良いラブコメだと思うのだけれど何か物足りない
あらすじ
高校の入学式の朝、巳城陸は玄関先にいた女の子に一目惚れをした。おろしたての制服に、春の陽気を纏ったポニーテール。そんな目も覚めるような美少女は、五年来の親友だった――。
小学校からの親友・西園寺碧。昔からソフトボール一筋で、野球部だった俺と趣味も合い、いつの間にか気の置けない仲になっていた。そんな彼女の姿が、春休みの少しの間でこんなに変わって見えるなんて……。 一方、密かに陸に好意を寄せていた碧も、そんな陸の心情の変化に気付くわけもなく……。
「陸~、今日は一緒に何するー?」
「そ、そうだな……」
親友同士から始まる、距離感ゼロの両片想いラブコメ開幕!!
KADOKAWA「親友歴五年、今さら君に惚れたなんて言えない。」
五年来の親友だった女友達に、今さら惚れてしまった……
少女マンガとか恋愛ドラマっぽくていいね!
しかも、実はお互いが密かに好意を寄せている両片想い状態だ
いつくっつくのかドキドキだよ!
お互いヘタレだから、赤いちゃんちゃんこを着るまで両片想いかもしれないが……
どれだけヘタレなの!?
「親友歴五年、今さら君に惚れたなんて言えない。」3つの魅力!
©三上こた・垂狼/KADOKAWA
②主人公&ヒロイン、二つの視点でニヤニヤ度もさらに倍!
③ラブコメと言えば友人キャラ!読者の代弁ツッコミやで!
魅力① 親友歴五年、距離感ゼロから始まるじれったすぎるラブコメ!
©三上こた・垂狼/KADOKAWA
この作品の肝にして最大の魅力と言えば「距離感ゼロの相手との両片想い」!
もし五年も親友関係だった相手を好きになってしまったら?
誰よりも近くにいるのに最後の一歩が踏み出せない……そんな甘酸っぱさ&じれったさと言ったら、
ヌアアアァァァーーーーーー!(もどかしさに悶える叫び)
…………伝わるかな、この感じ?
端から見たら「それで付き合ってないってウソだろ!?」ってだけになおさらだよ(笑)
近所迷惑になるから叫ぶのは心の中だけにしような!
そんな人いないでしょ…………え、いないよね?
魅力② 主人公&ヒロイン、二つの視点でニヤニヤ度もさらに倍!
©三上こた・垂狼/KADOKAWA
この作品では、章ごとに主人公とヒロインの視点が交互に入れ替わるという構成になっています。
つまり読者からすれば、二人の気持ちが丸わかりの状態で両片想いを楽しめるってことですね。
これは甘酸っぱい! じれったい! ニヤニヤが止まらない!
えぇい、誰か強い酒をくれい!(※未成年は飲酒しちゃダメだぞ)
「早よ告れや」とは言いたくなりますが、ハッピーエンドが約束された二人なので安心感がありますね。
独り者の涙の味がイイ酒のつまみになるぜ……
何言ってんだこの人
魅力③ ラブコメと言えば友人キャラ!読者の代弁ツッコミやで!
©三上こた・垂狼/KADOKAWA
私の個人の意見としては、やはり面白いラブコメには良い友人キャラが不可欠だと思うんですよね。
時には主人公を助け、時には主人公にツッコみ、そして時には主人公に妬み嫉み(?)
脇キャラがいるからこそ主人公が輝くんだよ!
そしてこの作品でも良い距離感の友人キャラがいるんですよね。
何が良いってツッコミが読者に近い感じがイイ!
「何でお前ら付き合ってないの?」とか「このヘタレめ」みたいなツッコミは正直ありがたい。
ツッコミは人類が生み出した文化の極みやで。
ツッコミのないお笑いは炭酸の抜けたコーラのようなものだ
ラブコメの話じゃなかったっけ?
「親友歴五年、今さら君に惚れたなんて言えない。」を楽しめるのはココ!
©三上こた・垂狼/KADOKAWA
ライトノベルを読む
ジャンル | 親友同士から始まる、距離感ゼロの両片想いラブコメ |
作者 | 三上こた |
イラスト | 垂狼 |
レーベル | 角川スニーカー文庫 |
出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 2022年9月30日 |
「親友歴五年、今さら君に惚れたなんて言えない。」が気になった方におススメ!
©雲雀湯・シソ/KADOKAWA ©七菜なな・Parum/KADOKAWA ©岩柄イズカ・maruma/SBクリエイティブ
今回のおススメは「友達の距離感から始まるラブコメ」作品!
私そういう話大好き!
①転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件
あらすじ
『おれたちはずっとともだちだから!』
幼かった夏の終わり、大切な男友達と約束を交わした。7年後、都会の高校に転入した隼人が再会した幼馴染は……清楚可憐な美少女になっていた!
高嶺の花と呼ばれる春希は、隼人と2人きりになるとガキ大将の顔で無邪気に笑いかけてきて、誰もいない空き教室で弁当をトレードしたり、家で一緒にゲームしたり……なのに揶揄って女の子扱いすると真っ赤になって、そんなところは急に可愛い。
田舎と都会、少年と少女、成長した心と身体。離れていた間に変化したものがあれば、変わらない想いと約束があって……。
元”男友達”な幼馴染と紡ぐ、青春ラブコメディ開幕!
KADOKAWA「転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件」
子どもの頃の友達(♂)と再会したと思ったら美少女(高嶺の花)だったでござる
性別勘違い系も王道だよね!
②男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!)
あらすじ
とある田舎の中学校で、ある男女が永遠の友情を誓い合った。1つの夢に向かい運命共同体となった二人の仲は――特に進展しないまま2年の歳月が過ぎる……!
未だに初恋がこない陽キャ女子・犬塚日葵と、花を愛する植物系男子・夏目悠宇は、高校2年生になっても変わらず、二人だけの園芸部で平和に親友やっていた。
「悠宇が結婚できなかったら、アタシが責任取ってやんなきゃねー」「日葵がそれ口走ってから、おまえの兄さんが『義弟くん!』って呼んできて辛いんだけど」
ところが、悠宇が過去の初恋相手と再会したことで、突如二人の歯車が狂い出す!? 果たして恋を知った日葵は〈理想の友だち〉脱却なるか?
KADOKAWA「男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!) Flag 1. じゃあ、30になっても独身だったらアタシにしときなよ?」
主人公の初恋相手が現れたのをきっかけに、親友関係が変化していくラブコメ!
あらすじだけでドキドキするね!
③『ずっと友達でいてね』と言っていた女友達が友達じゃなくなるまで
あらすじ
「シュヴァルツって、女子……だったの……?」
オンラインゲームで相棒としてやってきたユーマとシュヴァルツ。男同士、気のおけない仲間だと思っていたが……リアルで対面した“彼”は、引っ込み思案な女の子だった!?
生まれつきの白髪がコンプレックスで友達もできたことがないという彼女のために、友達づくりの練習をすることにした二人。“友達として”信頼してくれる彼女を裏切るまいと自制するが、無自覚で距離の近いスキンシップに、徐々に異性として意識してしまい……。
内気な白髪美少女と織りなす、甘くてもどかしい青春グラフィティ。
GA文庫「『ずっと友達でいてね』と言っていた女友達が友達じゃなくなるまで」
オンラインゲームの男友達とリアルで会ったら、実は美少女だった件
ネット上の性別・経歴は当てにならないからね……
まとめ
「親友歴五年、今さら君に惚れたなんて言えない。」のレビュー記事でした。
親友同士の両片想いという甘酸っぱさとじれったさがMAXなストーリーでしたね。
主人公とヒロイン、二人の視点があったので、よりじれったさを感じる構成になっていたと思います。
メイン二人の趣味に合わせて表・裏で章を分けていたのが、何気に元球児の私には刺さりましたね(笑)
流れが非常に王道的なので物足りなく感じる方もいるかもしれませんが、王道だからこそ多くの方が楽しめる内容だと思います。
ギリギリの所でくっつかない二人が、どのように恋人になっていくのかとても楽しみですね!
Enjoy “MUDA” Life!